ウクライナとロシアの戦争、ガザ地区をめぐる攻撃など、日本への距離感では「対岸の火事」のように報道を眺めている。しかし、石油に関わるホルムズ海峡の事情が長期化につれ複雑な利害が絡み合い、国際社会の対応も一枚岩ではないことが見えてきた。
国連は加盟国の思惑に左右され、十分な調整力を発揮できているとは言い難い。NATOもまた、加盟国の立場の違いが表面化し、調整の難しさが露呈している。仲介役を担おうとする国もあるが、どこまで実効性を持てるのか、世界の報道機関が不安視しながら注目している。
こうした状況では、結局のところ、自分自身が直接見聞きした情報を基準に判断するしかないのだ。国内では国会周辺などで政権に対する抗議デモが行われていると聞くが、主要メディアではほとんど取り上げられない。ネット上は戦地の映像が断片的に切り取られ、過剰に拡散されることも多い。
こうした事情を理解した上で、過剰情報、ある一方で切り取り増幅情報がされていると理解の上で、自身の考えや行動を考えていくしかない。
こうした環境で社会の「分断」を避け、健全に関わり続けるにはどうすればよいのか。
過去の戦争では、政府発表を疑うことなく受け入れた結果、多くの人々が誤った方向へ導かれた歴史がある。
今の時代は、私たち一人ひとりが情報をどう受け取り、どう行動するかが問われている。
異議があるなら何をすべきか、賛同するならどう関わるのか。受け身ではなく、自ら考え続ける姿勢が求められている。
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