42.195キロ走って衝撃の結末が待っていた。トラック勝負となった、史上初の金メダル争いは先にスパートしたドイツ代表のペトロスが先頭で最後の直線に入ったが、諦めないシンブが猛追。並んでゴールに飛び込んだ。2時間9分48秒の同タイムだったため、国立競技場は騒然。決着の様子がリプレーで流されると再び大きなどよめきが起きた。しかし、今は写真、ビデオでの判定ができるので、親指の差ほどの着差でシンブに上がった。
世界の強豪ランナーが集った42.195キロは出だしから波乱含みだった。午前7時30分に号砲が鳴ったが、2時間3分13秒の自己ベストを持つゲティッチ(ケニア)がフライング。スタートやり直しで発進したが、ゲティッチは24キロ過ぎ、腹部を押さえて苦悶の表情を浮かべながら、急失速した。
終盤もアクシデントが続出した。30キロ過ぎに先頭集団にいたイタリア選手が急失速すると、その後にエチオピア選手もリタイア。さらに35キロ付近で自己ベスト今大会最速、2時間2分38秒のゲレタ(エチオピア)もレースをやめた。
優勝候補の一人だったゲティッチのフライングから始まったレース。最後の最後までドラマチックな展開だった。
斎藤諒太は国際大会初出場ながら日本人で最上位の全体では11位と見事なレース展開をみせて、次への成長を期待させた。
(THE ANSWER編集部)
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