食事の準備のために、食卓にお皿を配っていた渡辺和子さんに、あるシスターが寄ってきて訊ねたそうです。
「あなたは今、何を考えながらお皿を配っていますか?」
渡辺さんは戸惑いつつ、「いえ、何も考えていません」と答えました。
そのときシスターは、「あなたは時間を無駄にしています。なぜ、このお皿を使う人の幸せを祈りながら配らないのですか。この世に雑用という仕事はないのですよ」そう教えてくれたというのです。
目の前のことに念を入れる。これは、「雑用だ」と思った途端に、そこに心は入らず、一所懸命とはならない。
今、目の前にいる人、もの、こと、仕事に心を込めることができる人でありたい。
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