死因別では老衰による死が約18万人で、前年より約2万7千人増えた。新型コロナ感染症による死は、約4万8千人だった。高齢化と新型コロナの影響が死者増につながったと厚労省はみている。
22年の死因の1位はこれまでと同じくがんで、約38万6千人。全体の24・6%を占めた。2位が急性心筋梗塞や心不全などの心疾患で約23万3千人(14・8%)。3位が約18万人の老衰。年代別では、80歳以上の死者が計10万9千人増え、前年からの増加数の約85%を占める。
出典 朝日新聞 コロナ禍では、将来不安の高まりや、出会いの場が失われたことなどから結婚が減少し、日本は結婚と出産が密接に結びついており、婚姻件数が出生数に影響する。少子化に拍車がかかった。
厚生労働省が2月末に公表した人口動態統計の速報値では、2022年の出生数が過去最少の79万9728人だったことが明らかになった。80万人割れは、統計を取り始めた1899年以来初めてのことだ。
国立社会保障・人口問題研究所の17年推計では80万人を割るのは33年としており、想定より11年早く少子化が進んだことがわかった。
速報値は日本在住の外国人も含んでおり、今秋に公表される予定の日本人に絞った確定値では、さらに減ることが確実だ。
背景には、コロナ禍で20、21年の婚姻件数が大きく減少したことがあると指摘されている。厚労省の人口動態統計(確定値)によると、20年の婚姻数は対前年比12.3%減の52万5000件、21年は同4.6%減の50万1000件と戦後最少を記録。1972年のピーク時と比べると、半減した。
明治安田生命保険の調査によると、22年に結婚した男女のうち、出会いのきっかけが「マッチングアプリ」だった人の割合は22・6%で、5人に1人に上った。コロナ前の15〜19年に結婚した男女に占める割合は6.6%だったことから、コロナ禍によって新たな出会いの形が一般的になりつつあるようだ。
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