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このブログでは、地球サイズの行動派」をモットーにしてきた通り、市議・海津にいなの日々考えている事、見たこと、聞いた事、考えたこと、日々の活動を日誌としていきます。グローバルな視点で我孫子の今昔を紡ぎ合わせてABIKOと「観光」(まちの輝きを観せる意)、SDGsを率先してきたことを伝えます。
我孫子は、嘉納別荘と白樺派の関わりは深く、『リーチ先生』の新聞連載(2018)では我孫子の話がふんだんに登場していました。陶芸家として決意するリーチには、白樺派の一員として我孫子での暮らしが人生で最もハッピーな思い出だと記していた。実は、平将門の活躍の拠点だった時期もあったと調査がされてきました。NHK大河ドラマでロケ地観光のブームとなった『平将門、風と雲と虹と』(1976)の際は、まだ知られてずの郷でした。2019年では、同ドラマ『いだてん』によって嘉納治五郎の艱難辛苦がつまびらかにされ、東洋初のオリンピックが東京に決まるまでには、手賀沼もオリンピック競技施設の候補にと考えていた事が知られ、市民の浄財で嘉納銅像が建立(2020年)されました。五輪開催に奮闘した嘉納は晩年は我孫子別荘とご自宅とに半々でくらし、急逝された後にはご家族が移り住まわれていたことが近年の調査で分かってきました。さあ!智慧をもたらず巳年こそ、ねじり鉢巻きで、巻き返す年に!!

海津にいな 「あっちこち@ABIKO」活動日誌

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2021年09月06日

フィンランド3人目女性首相、驚きの人生

フィンランドは、女性の政治進出が進んでいる。2000年から2012年までの間は、女性が大統領だった。

サンナ・マリンは、3人目の女性首相であり、2019年12月10日、34歳の女性首相の誕生は世界最年少(同年8月にデンマークでは41歳、二人目の女性首相が誕生)だ。フィンランドは国連が毎年発表する『世界幸福度報告(World Happiness Report)』の幸福度ランキングでトップを独走する。2021年版では、フィンランドが4年連続で1位となり、2位デンマーク、日本は50位以降に低迷のままだ。

なんと、フィンランドの国会議員の47%は女性。新内閣を形成するのは、女性12人、男性7人の大臣である。人口550万人の小さな国だが、これまでの政治的闘争は激しい。その中で、現在5つの政党(社会民主党、左翼同盟、中央党、緑の党、スウェーデン人民党)の党首は全員女性で、年齢は32歳と34歳が2人、55歳が1人(註 スウェーデン人民党は、スウェーデン語を母語とする少数派フィンランド人の党)。フィンランドの高齢化率は日本、イタリア、ポルトガルに次ぐ世界第4位の高さなのにだ。

ここに至るまでのフィンランドは、90年代に教育改革を進めてきた。マリンは、1985年、首都ヘルシンキで生まれた。新しい教育を受けて育った世代である。教育の無償、機会均等、平等、子どもの権利、ウェルビーイング、参加すること、影響を与えることを重視するフィンランドの教育が産みだした、若手政治家と見ることもできるだろう。

マリンにはもうすぐ2歳になる娘がいる。夫と育児休暇をずらして取って、共に子育てをしてきた。 誰もキャリアか家庭かの選択を迫られるべきではない。父親にも育児をする権利と義務がある、とマリンは言う。マリンへの支持には若い世代にあるが、道のりは、まだまだ険しい。

マリンの生い立ちを見れば、彼女の闘争心の理由も理解できそうだ、父はアルコール依存症で、幼いとき、両親は離婚。子どもの頃から、父とはコンタクトはなく、 父の親戚についても知らないという。フィンランドでは、離婚後も両親が養育に関わるのが普通で、養育費支払いの義務もある。全くコンタクトがないというのは通常ではなく、父に何か大きな問題があったことを意味する。

マリンの母は労働者階級出身で、 児童養護施設で育った。15歳のとき、一人住まいを始めて働いた。様々な職につき、失業していたこともある。離婚後は、女性のパートナーと同居。母方の祖父母は亡くなっており、親戚も少ないという。母は教育を受けていなかったが、家では本を読み、いろいろなことについて話し合った。貧しかったが、愛されて育ち、普通の日常生活があった。母は、本当にしたいことは必ずできる、と励ましてくれた。 そうした環境で、自分に自信を持って育った。

「私には家族の物語がない。祖父母、父母、自分と続く世代の繋がりがなくて、断ち切られたようにこの世に生まれてきた」とマリンは言う。
でも、ルーツがないことを悲しまない。自分の出自に囚われすぎないほうが良い、と語る。

「自分がいかに不公正な扱いを受けたか、不当な目にあってきたか、欠けていたものが多かったか、という視点から世界を見ることもできる。でも、そういう風には考えない。過去どうだったかより、未来の方が大事だから」

2007年、タンペレ大学に入学し、アルバイトをしながら勉強した。マリンは卒業までに10年かかっているが、それは、特に珍しいことではない。マリンは、大学時代に活発な政治活動も始めていたのも、その一例である。

フィンランドには、「学習支援」という制度がある。 給付型奨学金、学習ローン、家賃補助の3つから成り、国が17歳以上の人の教育を経済的に支援する。学習ローンは国が保証人なので、親や親戚が保証人になる必要はない。フィンランドの大学は、学士ではなく、修士を取ることが目的である。

フィンランドには、「社会人」という概念はなく、学生と社会人という二分化もない。その両方であったり、その間を行き来したりしながら暮らしていける。


出典HP:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/69339?imp=0

フィンランドの各政党には青少年組織があり、15歳から30歳までの人が加入できる。早い時期から政治に関心を持ち、政治に参加していく仕組みが用意されている。マリンも、そのキャリアを社会民主党の青少年組織から始めている。市議会議長や国会議員に選ばれたときは、まだ大学在学中だった。

フィンランドの政治と社会のシステムがあって、可能だったキャリアと言えるだろう。現在のマリンは、社会福祉や才能、努力、野心、運などの集積の上にあると言える。

マリンの主な関心事は、社会的格差をなくすこと、平等、教育、ウェルビーイング、環境、気候変動などの問題である。子どもたちが、生まれ育った境遇に関わりなく、何かを達成する希望を持てる社会、また尊厳を持って生き、老いていける社会を作っていきたいと語っている。

また、フィンランドで同性パートナー登録制度が始まったのは2002年。マリンが17歳のときである。18歳以上の同姓の2人が役所で登録、その関係を公式なものにし、財産と相続に関して異性婚と同じ法的な権利を得る制度である。

この制度は、2017年に同性婚が可能になったことによって廃止された。以前、パートナー登録をした場合は、そのままにしておいてもよいし、役所に通知して、パートナーの関係を婚姻関係に変えてもよい。

現在フィンランドで、同性婚は異性婚と並ぶ位置づけをされている。こうした変化は、2000年代になって起きたことである。マリンの子ども時代とは、社会がすでに大きく変わっているのだ。

日本も、教育において政治参加の入り口を示し、政治進出するよう若い女性を支援する体制も作っていくべきだ。

さて、本日、海津にいなは副議長(51代副議長の中で、女性議長は一割にも満たない)として初の議長席に上がった。

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PROFILE
ブログ製作者:海津にいな                 (KAIZU Nina、新菜)。
経歴:(株)発明工房役員、我孫子市議会議員(5期)を続行中。児童英会話インストラクター、野村総研(政策研究部所属など)勤務した。放送大卒、立教大学(観光学研究科 )修了。筑波大学大学院(博士課程後期 単位取得退学)
コミュニティ−活動:めばえ幼稚園・四小PTAの役員/青山台自治会副会長・三小・我中PTAの役員/久寺家学習指導(書道)、生涯学習推進基本計画策定委員(’99) 
NGO活動、他:NGO・ACT(我孫子カルチャー&トーク)の会、開かれた県政を進める会世話人(〜‘09)、女性のための政治スクール(10期)、千葉県ボランティアコーディネーター、千葉県観光人材育成セミナー。日本観光研究学会、eシフト、自殺対策議員有志の会、自治体ウオッチ(世話人)。
市民活動:我孫子市国際交流協会(初代理事・広報部長)、我孫子の文化を守る会、我孫子フィル後援会、我孫子地産地消協推進協議会、我孫子市消費者の会(`90〜)、エコライフ、谷津を守る会、かっぱ祭り実行委員(第1〜3回)、AYA(フィンランド劇団招聘)、きもの愛好会、湖北山の会、市史研究センター会員、まちづくり編集会議:将門プロジェクト企画。
生涯学習:オープンスクール(武蔵野美大、川村学園女子大学、中央学院大学、麗澤大学、上智大学、放送大学)にてリカレント他、国際理解活動の必要からギリシャ語、スペイン語、仏語、韓国語、英語を学ぶ。CCC(異文化コミュニケーション=英会話クラス)
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