なにぶん、赤毛のアンの翻訳者・岡村花子の名前は女子学生なら一度は本を手にして目にしているはずの人だ。そこに柳原白蓮が関わっていて、白蓮が大正天皇の姪にもあたるおひい様だったとなるとなんとも事実は奇なりだ。そして、その白蓮は再々婚の夫となる宮崎龍介とは、孫文の革命を物心ともに助けた宮崎滔天(熊本)の息子だという。
実は、日本人で孫文を支援して財産を投げ打ったのは宮崎滔天ばかりでなく、梅屋庄吉(長崎)という人物も同じように孫文に物心の援助をささげている。梅屋の場合は商才も天才的なものがあって田畑を投げ打って、借財してまでということはなかったので、松本楼なども彼の縁者が今も経営している。
それほどに、当時のアジアに対して欧米はの蔑視はひどく、清朝の混乱期を見るに見かねていた日本の事情もわかってはくる。明治維新の動乱の後に「大アジア」、「自由民権」などと理想を掲げて、心底、命がけで時代を駆けていく人が多くいた。よい所ばかりではなくて、その後に、欧米の帝国主義を真似して満州に傀儡政権、韓国の併合、アジア各地の植民地化へいってしまい、新しい世をつくる理想をなし崩しにして、富国強兵にいったのか・・・。
歴史に学んで轍を踏むなと戒めてありたい。
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