演題 『我孫子から』みる柳兼子
『白樺』に載った『我孫子から 通信』は、柳宗悦が我孫子にきてから自然と対話し、その日々の感激をエッセイ風に語っているものです。 柳宗悦が転居してきたばかりの頃は、西洋への関心(『ウイリアム・ブレイク』の大著を上梓の直後)が強くありましたが、次第に東洋への気づきへ転換、後の民芸運動の萌芽となる奇縁を得たのが我孫子でした。
妻・兼子の出産里帰りを待つ間に、志賀を誘い我孫子芸術家コロニーを思い立つと、武者小路にも家を持つように斡旋、リーチを柳邸内に仮寓させました。こうして、才気煥発の芸術家集団は、絶え間なく未来にむけて我孫子から発信して、海外からのお客様も多くなっていく。一方で、時代は戦争の影が濃くなる・・・
柳兼子を知ると、我孫子の芸術家村の様子がもっとわかってくるのです。それは、嘉納治五郎(叔父。教育者、柔道の祖)と同じ広い視野の世界にも通じる活動でした。
講師:海津にいな
日時:6月2日(日曜)14時〜16時
会場:我孫子北(並木)近隣センター第1会議室 定員:先着25名
会費:300円(会員無料)
問合わせ:佐々木
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