フランス・カンヌ、ニース(鎌倉市と姉妹都市)にも立ち寄り、お願いしていた議会の傍聴をさせていただくことになった。ニース市議会は既に男女同数だった。2000年の憲法改正後、立候補者男女同数法が実践されて各党とも男女同数を立候補させる原則となった。しかし、同数になるのは候補者の数であって、有権者の投票結果で女性議員数が上回ることも起こりうるわけです。まずこの原則を守れず、立候補者が不均衡だった政党には、制裁措置が加えられ政党助成金の減額を行うが、初回の選挙で余り効き目がないとして2007年から更に減額率を強化したのは、目から鱗だった。フランスも、スペインも両国民の政治参加意識は高く、投票率はともに70%を越す。誰を選ぶかで政治むきが変わり、生活が大きく変化するからだと老いも若きも真剣に考えている。ストも年中行事で、国民の生活も麻痺してくるが、市民もそれを支持している。日常において政治なおざりにせず、傍聴席も満杯でした。
カンヌは、国際映画祭で注目される町ですが、人口自体はニースには及びませんし、我孫子より小さい町です。さて、そこの副市長はとても素敵な女性でした(写真を取らなかったのが残念でなりません)。ヨーロッパの中で、フランスは自由・博愛を尊ぶ国として知られますが、女性の活用が遅れていたのです。それもいよいよここへきてようやく改められています。EUとはある意味では、経済通貨の大合併をしたとも考えられるます。欧州諸国の経済の建て直し、市民はギリギリの選択を迫られて議会がどう決定し、どう生活に影響するかしっかり見詰め、女性の活用を勧めていました。
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