ただし、この「冊封(冊封体制)」は非常に誤解されやすいので、ここで正しく整理してみると。
■【冊封とは何か】
中国皇帝が「周辺の国の君主を“形式的に”王として認める儀礼(外交制度)」のことです。
内容としては中国皇帝が琉球国王の即位を「認定」する冊封使(外交使節)が琉球を訪れ儀式を行う冊封を受けたあと、琉球王は中国皇帝へ朝貢するという流れ。
これは東アジアの伝統的な外交秩序(冊封体制)で広く見られました。
冊封は「外交上の儀礼」であって、領土主権とは無関係です。
つまり中国が琉球を統治したり、中国の行政官を派遣し、法律・税金を管理した事実は一切ありません。
冊封は中国による“名誉職の認定”や“外交慣習の承認” に近い。
君主を正式に承認することで、中国の皇帝は「文化的な中心」を保ち、相手国は「外交・貿易を行う資格」を手にした。
朝貢や冊封を受けた国の例:朝鮮(李氏朝鮮)、ベトナム(阮朝など)、タイ(アユタヤ)、ミャンマー、ラオス、カンボジア、琉球王国、ブルネイ、ジャワの王国 など
しかし、これらはすべて独立国家であり、中国領ではない。
冊封を行った中国でも「相手国を領土化する意図は持たない」と明言していた時期がある。
■【琉球は冊封を受けつつ日本とも関係を持つ“両属”だった】
1609年以降、琉球は実質的には薩摩藩の支配下。
外交儀礼としては中国から冊封という「二重構造(両属)」の状態が続いた。これは中国も日本も承知していた特殊な体制。
冊封は外交儀礼として継続され、琉球は中国との貿易も維持できた。
✔ 琉球王国は独立国家で、冊封は外交儀式にすぎない
✔ 琉球は日中両方と関係した「両属」状態だった
✔ よって「琉球は中国領」とする主張は完全に誤り
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