
戦後80年・国交正常化60周年という節目の年に、地域レベルで日韓の温かな交流が進んでいることを実感する2週間となりました。
その際に行われたバスツアーで、韓国からの参加を伝えると、「冬のソナタ」や「ヨン様」「日韓w-ルドカップ」の思い出を懐かしげに語り、意外なほど幅広い世代に韓流文化が浸透していることを再認識しました。中国人留学生も参加しており、朝鮮族で日常的にハングルを使っている学生もいたので、若干の方言があるなどと、言語と民族の多様性について理解を深める機会にもなりました。また、男性参加者も「僕も冬ソナを見ていた」と、話しに加わり、韓国はそれほどは熱心でもないのにと、逆に驚かれました。むしろ、韓国では韓日歌王戦という番組が人気で、日本の歌が大変に喜ばれているのだそうで、互いの日常に好意が持たれていると知りました。天候にも恵まれ、違いよりも共通点を見いだす語り合いの中で、同じ目的地を目指す観光の意義を感じる日々になりました。
11月9日の帰国前の交流会で、参加者は2グループに分かれ、チヂミ・チャプチェ・プルコギを調理しました。日本国内で市販されている簡易調理キットを利用し、前日に購入した肉や野菜を説明書を参考に調理しました。
今回の交流事業の協力団体である日韓研(松戸馬橋高校)のメンバーから、同校における韓国語講習の実践内容や生徒のホームステイ受け入れについての報告も行われました。さらに、主催団体である我孫子カルチャー&トークからは、日韓研の皆様が柳宗悦夫人・柳兼子の顕彰碑を建立したいとの思いに賛同し、我孫子市教委へ寄附をしたことが紹介されました。
我孫子は白樺派ゆかりの地であり、その始まりは、柳宗悦が嘉納治五郎の別荘に隣接して新居を構えたことに遡ります。やがて浅川巧・伯教兄弟が京城から往来し、外国人も訪れるなど、当時としては現代的な国際感覚が息づく特別な空間が形成されました。そのような歴史をもつ場所に韓国の日本ファンが訪れたことは、柳宗悦・兼子夫妻も喜ばれるこ
日韓の文化を互いに讃え合う仲間が集い、喜びが水面に広がる輪のように交流が深まった会となりました。
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