選択的夫婦別姓の意見書を国に出して欲しいとの請願が我孫子市議会に出された。請願者いわく、先進国で日本だけが夫婦の姓を別にしておくという制度がないというのだ。それに対し長い年月、多数与党の国会議員は家族の名前が違うと日本国のみんな一緒が成り立たなくなるし、子供たちと親の名前が違うと可哀そうなことになるとの単純回路しかできない。
請願者は、事業継承をする側の女性役員が結婚で登記上の名前が変わると、えらいことになるのだとも内訳話をしてくれた。学術・学会での論文に通称名が通じないとか、パスポートの名前が違うと入関に手間取るとか、男性社会で世の中が廻っていた時には思いもよらない女性側への一方的シワ寄せが明るみにでてきた。
下記の例は、名前が違う血のつながった兄弟が姓はちがっても大変仲良しであるという、記事が興味深いので紹介したい:
俳優の城田優は「母(ペピー、スペイン人)は3回結婚して、3回離婚して。僕は4番目。上と下のとも名字が違うんですよ」と改めて説明。「5人きょうだい、それぞれ父親が違うという環境で、どこのきょうだいよりも仲がいい」と明かした。
兄弟姉妹は会社員の長男(丹羽、48)、画家・アパレル制作などアーティストとして活動する長女(丹羽、46)、アーティスト・デザイナーである次男(城田、40)、末っ子がモデル・クリエーターの次女(25、吉村)という5人。
また城田は複雑な状況を過ごしてきたなかで、誰一人グレることなく育ってこれたのは、やはりペピー…母が、まっすぐ僕らを引っ張ってくれたから」と感謝した。
「みんな名字違うけど、そこを逆手にとって、グループLINEの名前は『にしむら』っていうんですよ」という。丹羽の「に」、城田の「し」、吉村の「むら」から取ったそうで「『にしむら』を作ったのはペピーなので」ときょうだいについて語った。 東日本大震災の2011年1月、野田聖子議員は50歳で長男・真輝さんを出産した。
代理母出産で生まれた真輝さんは心臓などに複数の先天性の病気があり、2歳3カ月まで入院生活を送っていた。
2021年3月8日に投稿したブログでは、半年に1回検査を受けているとし、「一昨年に交換した肺動脈人工血管、心電図等、異常なし」と、検査内容と結果を明かしていた。
2025年3月12日には、「去る10日、ムスコさん半年ぶりの検査でした」と神妙な面持ちをした診察前の親子ショットを投稿。「とりあえずセーフ 少しだけど身長も体重も、伸びて増えて〜震災時、NICUで、保育器でハカハカしていた。今、思春期で、男の入り口にあり、鉄母の女にも理解し難い、子育てにモヤモヤ」と、東日本大震災の時の長男の様子を振り返り、現在の子育てについてつづった。(『ABEMA NEWS』より)
2025年03月13日
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