これによって、市場が反応し、ハイテク株は続落し、シリコンバレーの超大手は巨額の企業価値が吹き飛んだ。
中国版の人工知能(AI)によって、米国の優位が揺らぎかねない事態にもなっている。
米大統領令の概要について解説させたり、AI競争の勝者について説明を求めたり、冗談を言わせたりした場合、答えは米国のオープンAIと変わらないのだが、同社のオープンソース技術に接したユーザーは、中国共産党による検閲と情報統制の実態を目の当たりにしているというのだ。
生成AIに詳しいクイーンズランド大学のアーロン・スノズウェル氏は今話題の中国の新興企業開発したディープシークですら、党の統制に従う以外の選択肢はないと、懸念を隠さない。中国共産党は、見せるべき情報と見せるべきではない情報をめぐって絶対的な権限を握っている。こうしたことは、収集する情報は西側の企業に比べて中国中心または中国寄りになり、その現実が同プラットフォームに影響を及ぼす可能性が大きい。
米国の生成AIにもオープンAIのチャットGPTに一般的に制約はある。それは例えば、爆弾や3D銃の製造方法をユーザーに教えないというような事についてだ。また、強化学習のような仕組みを使う際でも、例えば、ヘイトスピーチのような発言を阻止する。
「他社もそうしたやり方でモデルの挙動を向上させている」とスノーズウェル氏は話し、「だが中国企業の場合、ディープシークの技術は中国で開発されていることから、(中国の公式な)価値観をポリシーに組み込んでいる可能性がある」と言うのだ。
オープンAI各社とも、既にユーザーのアカウント情報やプラットフォーム上の行動、使用している端末などの情報を収集している。ディープシークが問題だと思われるのは、これに加えて「キーボード入力のパターンやリズム」も収集する。そうした情報は指紋や顔認証のように、個人の識別に利用される危険性もある。スノズウェル氏「(その目的のために)設計されたものでない限り、こうした情報を収集するソフトウェアプラットフォームはほかに見たことがない」という。さらに、ディープシークの企業グループ内でユーザー情報を共有することも、あいまいな定義で許されているように見えると指摘し、「その意味で、西側のソフトウェア企業に比べてはるかに制約が少ない」と懸念がされている。
あってはならないが、個人情報を盗用して、ある意向で情報操作されかねない懸念があるというのだろう。一般の意識のいかないところで、一般の人々の意見を徴収したようなアンケート結果が出来てしまうということがあれば、政権の支持率を操作して圧力を加える事も出来てしまいそうだ。10年前にはなかった懸念材料である。
そんな時に「ChatArt」がでてきて、安全性も高く、プライバシーを守りながらAIを活用できる、信頼のツールだとPRしている。プライバシー漏洩が気になる方は、登録せずに試用だけしてみるのはどうでしょう。便利なツールに慣れておくのはこれからの時代を楽しむのには有益であり、かつ個人情報を保持する策も考えておくのが一害なしです。
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