ナッジを健康づくりに活用した例として、ある自治体の妊婦健診の仕組みなどは参考になるのではないかと思います。妊婦健診は、強制はできないことですが、妊婦検診に行きやすい仕掛けをしたところ、14回の健診すべてを受ける妊婦が増え、健康状態が把握できるようになり、体重指導がしやすくなったという例があります。その結果として、低体重児が生まれるリスクが減ったという事につながっています。
分かっているけど行動にできない、こういった人が実際に行動できるようなデザインを行政や医療機関が、どう作っていけるかということが非常に大事になってきています。そのためにナッジを理解している行動経済学の専門家の知見をどう取り入れていくかというのは、今後の課題になっています。
FNNプライムオンライン1/5
【関連する記事】
- 米国の30代の変化
- 実証実験に協力する政治家、自治体を募集
- 恋は盲目による実害も
- イスラエル、ハマスと6週間の停戦合意
- あの日から、30年
- インフルエンザが大流行
- LAの山火事、現在も消火できず
- フリーターから、スーパー公務員に
- 免疫力を上げるには「好きなものを食べること」
- 日本のマンガは世界を魅了
- 地方公務員アワード2024の受賞者、出来ない事へのチャレンジ
- 日本製鉄が訴え、USスチールとの合意を中止令
- 「Shougun」がゴールデングローブ賞で4冠
- 七草、佳き日に
- 都道府県の較差こんなにも!!!
- 山崎弁栄上人について
- 明日に向けて Goo!
- 維持発展に繋げる基礎が強みに
- 能登半島地震からの一年
- 良い加減=いいかげん