続々と趙名人がハリス氏支持表明

『ターミネーター』などで知られる映画俳優アーノルド・シュワルツェネッガー（77）が、2003年から2011年まで共和党員としてカリフォルニア州知事を務めたことは周知である。シュワルツェネッガーは、30日、2020年大統領選の結果を受け入れないトランプ氏らの行動を「米国人らしくない」とし、国を前進させるためにハリス氏に投票すると発表した。X（ツイッター）に長文の声明を投稿した。

共和党候補ドナルド・トランプ前大統領を再選させることは「あと4年間、でたらめなことを繰り返す」ことになると警告し、ハリス氏が当選することが国家にとって最善だと訴えている。

「私は見解を述べることをためらわないが、あまり支持を表明しない。政治が嫌いだし、ほとんどの政治家を信用していない。私は単なる有名人ではなく、元共和党知事であるから、人々が私の言い分を聞きたいことを理解している。正直言って、私は今はどちらの政党も好きではない知事時代に学んだのは、政策を愛し、政治を無視することだ。」

そして、「政治がかつてないほど嫌い」だというシュワルツェネッガーは、トランプ氏に投票することが米国を「前進」させることにつながるとは思えないとした上で、「選挙結果を否定するのは、全くアメリカ人らしくない。私のように世界中の人々と話をし、それでもアメリカが丘の上の輝く都市であることを知っている人間にとって、アメリカを世界のゴミ箱呼ばわりすることは非国民的であり、私を激怒させる」

「私は共和党員である前に、常にアメリカ人だ。だから今週、私はカマラ・ハリスとティム・ウォルツに投票する」と続け、国民に投票を呼び掛けた。


読売新聞