6号沿いにベルクが開設されるまで、特につくし野、久寺家の人には生活の重要な場でした。
東急で開発された一帯に当初は、東急ストアがあり、周囲に花屋があり、パン、ケーキを並べるガラスウインドーの店があり、喫茶、手芸店、本屋、などなどショッピングセンターとして機能していた。そしてフジガーデンとなり、長女は学生時代にバイト店員をしてお世話にもなった。それが、閉店を余儀なくされても、自治会長が生鮮館の回転に漕ぎつけて、しばらくの営業が続いていた。
商店街もなくなった、つくし野交差点のスクランブルも通る人が減り、信号の待ち時間を短くすることになり、交番の駐在さんの姿があまり見受けなくなった。そういえば、スクランブルの角にはすし屋があり、弁当屋もあって、お巡りさんや、消防員が弁当を買う姿をみかけることもあった。生鮮館の後の閉鎖が数年あったが、店舗通り抜けができないものの、ビルの持ち主の営業努力で店舗面積を縮小しての「生鮮市場」が開店して、値段を考えて日々の生活を支えてくれていて、ご近所にある店として役だってくれていた。
このたび、閉店の掲示がされたが、しばらくの間、地域を支える身近な買い物の場としてとてもありがたかった。