大谷にはMLB史上初となる「50―50」達成や、DHでのMVP獲得など数々の偉業が期待されるため、地元ロサンゼルスだけでなく、世界中から熱い視線が注がれている。まもなくの記録達成がいつなのかと、かまびすしいので一つだけご案内;
さて、もう一つ気の早い予想がある。大谷の愛犬のデコピンも始球式で名犬ぶりを発揮して大注目され、MLB公式インスタグラムが同日に公開したデコピンの始球式の動画はわずか20時間足らずで再生回数が500万回をスピード突破となった。ユーチューブでMLB公式サイトがアップした同動画も公開から6日間で36万回以上のPV数を集めている。
つまり、日米の野球ファンの興奮をきっかけに空前の“デコピンフィーバー”が全世界を席巻しているのだ。そこで、異例の始球式が、大当たりとなったドジャース側はチームのスーパースター・大谷だけでなく、愛犬のデコピンに今後も“大役”を任せたい意向のようだ。その一つのアイデアとして球団内で検討されているのが、2028年に開催されるロサンゼルス五輪の「イメージキャラクター」だ。
ドジャース周辺のMLB関係者は「球団オーナーのマーク・ウォルター氏もロサンゼルス五輪の招致委員会にトップとして名を連ねており、当然ながらドジャース側も地元LAで行われるオリンピックには全面協力する姿勢を早くから見せている。その五輪プロジェクトの一環として世界各国に向け、LAとドジャースの魅力を知ってもらう内容のPRムービーをドジャース側が制作するプランも持ち上がっている」のだそう。
それも単なるイメージキャラクターにとどまらない。同関係者は「映像の中で一躍スーパースターとなったデコピンも“LOVE&PEACE”
のメッセージとともに登場させ、4年後のLA大会がオリンピック精神にちなんだ『平和の象徴』の五輪となることを世界に印象付けようという具体案も急浮上している。要はデコピンがドジャース公認の五輪イメージキャラクターになるという構想だ」と明かした。
本拠地ドジャー・スタジアムは野球会場として有力視されており、最適な選択だろう。大谷を含め、MLB選手のロサンゼルス五輪への出場は現時点で未定。しかし、MLBがGOサインを出し、メジャー史上最高の選手の一人とされる大谷と世界規模の人気を誇るデコピンが合体すればそのインパクトは絶大だ。五輪にとどまらず、野球人気を拡げる救世主犬になるかもしれない。
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