この五輪辞退という判断には、ネット上で賛否両論が飛び交っている状況。橋下氏も「行為に対してペナルティが重すぎるという声が多い」と紹介した上で「単なる未成年者喫煙・飲酒禁止違反すなわち私的な場での喫煙・飲酒ならそうであろう。しかし今回は未成年・成年関係なく『代表チームとしての活動の場』における飲酒禁止違反だ。代表チームとしてこのようなルールを定めるのは権限濫用か」と指摘した。
また、本件は「単なる私的な喫煙・飲酒禁止違反や職場での喫煙・飲酒禁止違反ではなく、特定ミッションを受けた特定メンバーの特定状況下での喫煙・飲酒禁止違反」だったことを強調すると「『代表チームとしての活動の場』において喫煙も飲酒もOKにするのか。宮田さんがプレッシャーを感じていたのであれば、トレーニングセンター内ではなく最悪自宅や私的な場での飲酒にとどめるべきではなかったか。それなら厳重注意くらいで収まっていたであろう」と予測。続けて「代表チームの士気を考える体操協会のこの規範が著しく不合理だとは思わない」と持論を展開した。
また、今回の騒動は5月のパリ五輪予選シリーズ上海大会に出場した4選手(20歳未満)の飲酒が発覚したが、厳重注意などの処分で事を収め、選手名も公表しなかったワールドスケートジャパンの対応と比較する声も多い。
これについては「スケボー選手の事例は『代表選手としての活動の場』での飲酒ではない。私的な場での飲酒。それなら注意で十分だ。トレーニングセンター内で飲酒した宮田選手の事例とは著しく異なる」と前述の内容をもって反論している。
オードリー・ヘップバーンは女優デビューする前は、バレリーナになることを夢見ていた。太らないためにかなり喫煙をするようになったというのであるが、あの細身なのであるから、何歳から喫煙していたかは不明。しかし、その真摯な生き方には、賞賛が続く。誰も彼女を非難したりしない。不まじめと非まじめ、とは違う。
不まじめとは、いい加減で、人に迷惑をかけたり、誠意がない人のことをいう。
非まじめとは、力がほどほど抜けていて、いい意味でのテキトーさや遊び心があり、誠意のある人のことをいう。
非まじめな人は、何か事が起きても、不思議にそれを乗り越える力を持っている。
不まじめな人や、逆にまじめ過ぎる人も、行き詰まってしまうことが多い
また、『まじめは寿命を縮める 不良長寿のすすめ (宝島社新書)』の中にはこんなことが書いてあった。
公式記録史上の長寿世界一は、97年に122歳で亡くなったフランス人女性のジャンヌ・カルマンさんで、南仏アルルに暮らし、117歳までタバコを吸い、好物のチョコレートは晩年に1トン贈られて、週に900gも食べていたそうです。それに続くギネス公認の長寿世界一は、アメリカ・ペンシルバニア州のサラ・クナウスさん(99年、120歳を目前に没)。彼女もチョコレートが大好物で、「嫌いな野菜を無理に食べないこと」が長寿の秘訣と語っています。
また、かつてフィンランドで行われた15年にわたる追跡調査では、「医者の健康管理と栄養指導に従ったまじめグループよりも、健康診断さえ受けない非まじめグループの方が病気にかかりにくく、自殺も少なく、長生きした」という結果が出ています。
「いい人」は「まじめ」。
まじめな人は、「ねばならぬ」が多い。
「ねばならぬ」思考をやめ、「非まじめ」になることが健康長寿の秘訣。
「非まじめとは、力がほどほど抜けていて、いい意味での臨機応変さや遊び心があり、しかも誠意のある人のことをいう」
橋下徹氏も、そんなお一人であろう。
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