2022年2月3日、永原は暴力行為等処罰法違反容疑で福岡県警に書類送検されていた。
10日に開会した12月定例会で一般質問の通告があったが、質問したのは2人で、2人目の質問者の次谷隆澄副議長が永原が書類送検されたことに言及すると、松下太議長は事前通告がないとして途中で打ち切り、閉会を宣言したのだ。議長が「質問内容に問題があった」として許可せずに見送られた。ここの町政に関する項目のみ認められた。質問を通告した議員は「議会の役割を果たしていない」と議場で批判。この日に議長が辞職して交代するなど混乱した。
一般質問を通告していたのは次谷隆澄議員で、副議長も務めている。質問の内容は、地元のニュースサイトに掲載された永原譲二町長についての記事の真偽など。町議会事務局によると、議会規則では、一般質問の内容は「町の一般事務」に関することとされ、「議長の許可」が必要としている。
丹村咲男議長は「質問内容の一部に問題がある」として次谷氏の質問を許可しなかった一方、「一身上の都合」を理由に8日に議長の辞職願を出した。丹村氏は朝日新聞の取材に対して「体調不良のため」と説明している。
10日の本会議では、次谷氏が議長席に座って丹村議長の辞職願を報告し、了承された。次谷氏は続いて自身の一般質問が不許可になったことに触れ、「一般質問をさせない議会は異常。議会の役割を果たしていない」と批判。本会議の「流会」を宣言して退場した。他の議員は「後任の議長を選出するのが先決で、流会は認められない」と反発し、次谷氏を除く10人で会議を再開。後任の議長を選出して議事を進めた。
町幹部は「一問一答の一般質問ではなく、町長も出席する委員会審議の方が活発に議論できる」と話す。これに対し、次谷氏は「町政を担う首長の言動を直接ただすことができるのが一般質問。他の議会のようにやるべきだ」と主張している。
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