2024年05月16日
液状化した場所
利根川に近い布佐東部地区に、昭和30年代に沼・湿地を埋め立てて約12・5ヘクタールが宅地化された。大震災で223棟が被害を受け、うち119棟が全壊。市は再液状化対策として国の財政支援による「市街地液状化対策事業」で地下水くみ上げの「地下水位低下工法」を提案したが、くみ上げポンプ電気代、管理費の住民負担が半永久的に続くこともあって、地権者261人中43人の同意しかなく、平成26年11月の実施断念を表明した。液状化対策への同意が得られなかったが、市はこれに代わるものとして個人が何らかの再液状化対策を行う場合、最高50万円を補助している。
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