木のポーズは強度の調整もしやすく、初心者の方でもトライしやすいという利点を持っています。
まず、木のポーズでは視線を動かさないのが、大きなポイント。 集中力を高める効果がある!視線を一点に集める事でポーズの完成形に近づけていきます。
しかし、完成形は意外とハードルが高く、木のポーズは片足で立つという、不安定な状況を作り出すため、完成形に近づけていくには、下半身の安定、 強化は外せません。グラグラしてしまう人は、「骨盤」が姿勢の中心に置かれていないのかも。さらに骨盤につながる「股関節」の高さが左右バラバラだと、不安定になりがちです。
足指、足裏の筋肉でバランスをコントロールして、足裏の筋肉とふくらはぎのインナーマッスルを使います。 足のインナーマッスルを効率よく鍛えるポーズです(足首、スネを鍛えます)。足全体のひきしめ効果もあります。 足の安定感は、姿勢を保つための筋肉が働きやすくなります。
また、木のポーズには背骨を下から上に引き上げ、 両腕を挙上する動きが入ります。猫背気味な方は背骨が上に引き上がる事で、 丸くなっている背中がスッと伸び、姿勢改善の効果があります。
普段使用しない深層部分の筋肉、インナーマッスルを刺激し、体の軸となる体幹を強化できるので、スポーツのパフォーマンスや、様々なポーズの完成度が高まります。半身の安定が非常に重要です。その安定の為に、必要になってくるのが臀筋とハムストリング、下半身の後ろ側です。 特に臀筋は緩んでいるとわかりやすいもの。ふらつきがある時はお尻と腿の裏にも意識を飛ばしてみましょう。
足裏を足首、またはフクラハギ、究極は太ももの内側につけるバリエーションがあり。足裏で少し太ももの内側を押してみると太ももと足裏が反発し合い、安定感が増します。 足裏の力が強すぎると骨盤が傾くので押しすぎないように注意をしましょう。
【関連する記事】