江東区では、ことし4月の区長選挙で初当選した木村弥生前区長の陣営が、選挙期間中に動画投稿サイトに投票を呼びかける有料広告を出していたとして、東京地検特捜部が公職選挙法違反の疑いで区長室などを捜索したほか木村氏も任意の事情聴取を受け、就任からおよそ半年で辞職しました。
選挙戦では、▽混乱した区政の立て直しや、▽政治への信頼回復、▽子育て支援などをめぐり論戦が交わされてきました。自民党、公明党、国民民主党、都民ファーストの会から推薦を受けた大久保ともか氏が当選した。都庁職員時代、知事側近の特別秘書の担当課長を務めたこともあり、選挙戦では「小池百合子知事が力強く背中を押してくれた」と都との連携を強調。応援に小池知事や生稲晃子参院議員(自民)らが入り、大久保氏は「混乱に終止符を打って、安定した区政を取り戻す」と訴えて支持を広げた。投票率は39・20%で前回(48・86%)を下回った。
元区議の三戸安弥氏(34)▽元国税庁職員の猪野隆氏(58)▽医療法人理事長の小暮裕之氏(44)▽元区議の酒井菜摘氏(37)――の4人は及ばなかった。
毎日新聞(12/12)
2023年12月12日
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