発芽をさせるのはとても簡単で、種をきれいに洗って水に浸しておくだけです。冷蔵庫に入れっぱなしにしていると中々発芽しないことがあります。栽培を考えている場合は常温で保管するか、購入した後すぐ調理して種を植えるようにしましょう。
尖っている方を上にして、丸い方を下にして、半分くらい水に浸します。
アボカドの種を植えた後は、早く発芽させるためには、植木鉢や容器とリンゴをビニール袋などに一緒に入れて育てると、より発芽が促されて効果的です。これはリンゴが分泌する植物ホルモンの一種、「エチレンガス」により熟成が促されるため。このエチレンガスは、輸入ものの青いバナナを店頭に並べる前に、黄色く熟す際にも使われます。
湿度が高くなりタネがカビることがありますが、カビを拭き取ったり洗い流せば問題無く発芽します。
気長に1ヶ月から3ヶ月くらい待つと白い根っこが出てくるのに気がつきます。
発根温度は20℃程度なので、寒い時期に植え始めると発根の時期が遅いです。
5月から6月くらいに始めると1ヶ月くらいで根が出てきますし、10月頃に始めると3ヶ月くらいかかってゆっくり発根してきます。
お部屋の中の暖かい場所に置いてあげると発芽が早いかもしれません。
植えた後は直射日光が当たらない明るい場所に置いて育てましょう。
アボカドは寒さに弱いため、長い間冷蔵庫に入れっぱなしにしていると中々発芽しないことがあります。栽培を考えている方は常温で保管するか、購入した後すぐ調理して種を植えるようにしましょう。
茎がかなり長く伸びてくるんですが、柔らかいので折れないように注意してあげてくださいね。
種が取れてしまってもかろうじて半分は残っていたらそのまま育ちました!
根がたくさん増えてきて、葉っぱも4〜5枚になったら土に植えてあげましょう。
鉢植えの場合は市販の園芸用培養土か、赤玉土6:腐葉土4などの配合用土を使います。
幼木のうちは、寒さにも弱いので植木鉢に植えて冬は室内に入れてあげるといいです。
芽吹きの前の3月と、暑さが落ち着いた9月下旬に固形肥料を与えます。肥料は土にばらまくタイプで、化成肥料でも有機肥料でもかまいません。鉢植えの場合は月に2回ほど、ハイポネックス原液などの液体肥料を2,000〜5,000倍程度に薄めて与えてもよいでしょう。できれば、年に1回は亜鉛を含む肥料を与えてください。床近くや窓際は温度が下がりがちですので、よく日が当たり、腰くらいの高さのテーブルやチェストなどの上に置くのがおすすめです。室内に移動させた鉢植えは、葉焼けを防ぐためにまず直射日光の当たらない場所で約1週間ほど置きます。その後半日陰に移動させて、さらに1週間程度様子を見ます。そのあとで日向に移動すると葉焼けを防げるのでおすすめです。
アボカドは南アメリカ原産で主にメキシコで栽培されている熱帯の果物です。
熱帯の植物なので、お日様と水が大好きです。
日当たりの良い場所で育て、水切れには注意しましょう。
ただし、冬は休眠状態に入るのでお水のあげすぎには要注意です。
逆に根腐れに注意が必要です。
熱帯の植物のくせに、0℃を下回るようなところでも育つ耐寒性ももち、丈夫で生育も旺盛なので簡単に育てられる植物の一つです。
ただし、あまりに寒いと枯れてしまうので、直接北風が吹き付けるような極寒の場所は避けましょう。
最低気温が0℃を下回る事がある地域では、地植えは避けて鉢植えにし、冬場は室内に入れてあげましょう。
冬場に室内に移した場合、暖かくなって外に移すときは、まず日陰で1週間ほど置いてならします。
その後半日陰になる場所に1週間、さらに日向に・・・というふうに徐々に慣らしてあげましょう。
いきなり日陰に置くと葉が日焼けを起こしてしまうので注意しましょう。
実をつけるまでには4年〜6年程度かかるそうです。
花は5月から6月に咲き、11月から12月頃に実がなります。
花は、雄花と雌花の咲く時期が違うので一つ品種では実がつきにくく、実をならせることを目的にするならば複数の品種を混植するのがベターです。
葉っぱが綺麗でおしゃれな観葉植物としても最近人気が高いようです。
地植えでは20mと大きくなってしまうアボカドですが、鉢植えにすると1〜2m程度なのでおうちの観葉植物としても最適です。