小林正観さんは、自分への賞賛が50%あるとすると、自分への批判も50%あるという。
そんなに多くの批判はないだろうと、思ってしまうが、批判は人数比ではなく、エネルギーの総量。
つまり、批判者がたった一人だったとしても、その人のパワーが全体の50%に匹敵するということ。
そして人は、この50%と、50%の割合のときが成長できるときだという。
その批判者は、外部の人である場合もあるし、家族や身内、親しい友人という内部にいる場合もある。
特に、身内の批判や反対のパワーはとてつもなく強い。
しかし、人はまわりから、ほめて欲しくてたまらない習性がある。
認めて欲しい、理解して欲しい、賞賛してもらいたいという「承認欲求」だ。
だからこそ、誰からも好かれるということは不可能だ、ということを深く認識する必要がある。
賞賛と批判は半々、ということを胸に刻むことだ。
小林正観さんは、次のようにも書いている:
なぜだかわからないが、自分が相手を嫌っていることを相手にわからせようとする人がいる。そんなとき、たいていそれは自分のせいだと思い、どうしたら相手の気分をよくすることができるだろうと悩んでしまう。
そこで必要なことは、こう自分に問いかけることだ。
「他人が私のことを好いていないからといって、なぜ私は自分を変える義務があると思ってしまうのだろうか?」
他人が自分のことを好いていないという問題を解決する方法は、他人に好いてもらうために自分を変えることではない。
真の解決法は、だれからも好かれることは不可能だし、またその必要もないということを理解することなのだ。
《無理をして人から 好かれようとしない》
【関連する記事】
- 秋、靖国神社にも行きました
- 中国からの渡航控えの呼びかけ
- 歌心りえ(50才)の歌唱、韓国で感動を呼ぶ
- 100才を全うした映画の鬼才・新藤監督
- 「質問通告遅いから」は事実誤認
- 深夜にも対応の高市首相、上手に休め
- さなえのミックス始動
- こんな米国
- War Guilt Information Program(戦争罪悪感情報計画)..
- 韓国で日本の歌が大人気!?
- 一人旅の旅先えらび
- 21日、首相指名選挙
- 731部隊映画が公開延期に 原因不明、不満の声も―中国
- ハーンと妻・セツ
- イタリア映画「海の上のピアニスト』
- ベルリンの少女像、撤去に応じず
- エマニュエル・トッド氏、グローバリズムの変容を説く
- 交流会のご案内
- 北川進氏にノーベル化学賞
- ノーベル生理学賞、坂口教授らに決まる


