1.「再び力」とは、悔(く)いが残ることに挑戦しているだけでなく、昔好きだったことを、あらためて味わい直してみる。
趣味や特技、「昔取った杵柄」を再び、というのもよさそうです。
あらためての出会い、再びの出会いを楽しむ。これを「再び力」と名づけたいと思います。
本を読み返す、映画を観直す、勉強し直す、あるいは思い出の地を訪ね直す…いろいろあります。
2.「初もの力」=「初めて」は自分の幅を広げてくれる。
いつもと違うこと、新しいことを受け入れる好奇心、心の柔軟性を得るためにも、「初めて」のことも楽しんだほうがいいのです。
歳をとるとついつい保守的になりがちですが、新しいものに出合うことはある程度の比率で必要です。
馴染を大事にしつつも、「初めての刺激」を取り入れていくといいのではないかと思います。
これまで行ったことのない場所に行く、やったことのないことをするなど、「初めて」を楽しむ気持ちを持ちましょう。
3.「沼」とは特定の何かにどっぷりハマり込むこと。
ひとつの世界に深く分け入っていくような感覚です。
ハマるというのは、細部にまで神経が行き届くということです。
細部が見極められるようになると、さらに面白くなって深く知りたくなっていく。
昔は何かの世界にマニアックにハマるというのは「オタク」などと呼ばれて、閉じた世界に暮らす人のような見方がありましたが、今はネットの活用で出会いの機会が増え、少数ながら世代も国も超えて共感・共鳴し合ったりできるようになって稀少な事になっています。
人生をもっと深く楽しむため、やってみよう。
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