我孫子の東側地区では、外国人の転入者が多くなったとの声を聞くようになって、数年たつ。街中で聞きなれない言葉で話す人がおおくなったというのだ。
自国を出て日本にやってきた2組の家族の紹介記事があった。筆者は中国人だが、丁寧な取材には好感がもてるし、これからの時代を予感させる内容だった。一つは、大阪で暮らしている中国人家族で、日本に来て大満足、非常に幸せな状況。他方、東京に住むようになった中国人家族は、アパート住民には冷遇されてはいるが、それなりに日本という国を信頼し、期待して頑張っているという状況だ。コロナ禍の都市封鎖するなど中国社会の問題に、いよいよ子どもの将来に不安を感じたからだった。
「自国を離れ、異国の地で生きるのは何にせよ大変なことだ。一生懸命生きようとしている人は、国籍関係なく尊重されるべきだで、これは日本に来た外国人に限らず、日本から海外へ渡った人も同じだろう。すでに日本には、中国人だけでなくさまざまな国から来た人がたくさん暮らしている。どこの国から来た人でも、その人に合った生き方や、現地の人々と協力し合って暮らしていくことが可能な社会を実現させることが、これからは大事になるのではないだろうか。」と筆者は結んでいる。これからの日本社会を考える上で、傾聴すべき取材だと思うので、下記を読んでいただければと思う。
出典 ダイヤモンド・オンライン(6/28)
2023年06月28日
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