WHOがまとめた新型コロナ感染症の集計で、日本は週間感染者数が2022年11月から10週連続で世界一を記録。最新の1月11日までの1週間では118万232人で、2位の米国(46万2944人)とは2倍以上の開きがある。政府が推し進める追加接種により、出だしこそ遅れた日本だが、いまやワクチンを打ち続けるワクチン大国となって、そして海外の多くの国ではもうマスクをしていないのに日本では着用し続けたのに、国民が愕然とする結果である。
マスク、アクリル板、アルコール消毒、レジのビニールカーテン、学校の机の覆い、旅行自粛、無観客試合、県境をまたぐ移動の自粛、席はひとつずつ空けて座る、緊急事態宣言・まん延防止等重点措置(マンボウ)の発出、花見の禁止、花火大会の中止、祭りの中止までして「感染対策」に取り組んできた。
忽那賢志・大阪大学医学部教授が8月21日公開の「ヤフー個人」で、「マスクを着けている人が多い日本の新型コロナ感染者数が世界最多なのはなぜ?その2 ハイブリッド免疫とは」という論考で詳しく解説している。
同氏によると、屋内でマスクを装着することで感染リスクが低下するのは、エビデンスレベルが高い複数の研究のメタ解析でも示されており、科学的に信頼性が高い。お互いが不織布マスクを着けることで、浴びるウイルスの量を約70%減らせるという。 しかし、感染は家庭内や会食、職場の休憩室など、お互いがマスクを着けていない場で起きている。マスクは新型コロナの感染対策としては重要だが、マスクだけで流行を抑えることは困難だという。
次にに重視するのは、国民のどれだけが免疫を獲得しているか、というデータだ。免疫にはワクチンによるものと、感染によるものがある。これは採取した血液で調べることが出来る。忽那氏によると、オミクロン株の流行が早かった英国では今年2月の段階で、「ワクチンと感染による両方の免疫」(ハイブリッド免疫)を持つ人の割合が、国民の約7割にも達していた。
人口3.3億人のアメリカでオミクロンの流行の最中である2022年2月に行われたアメリカ全土の調査では、アメリカ国民の57.7%が過去に新型コロナに感染した証拠となるN抗体が陽性。特に0〜17歳の世代では7割を超えていた。ところが日本では同時期、わずか約5%にとどまっていた。つまり、この段階では、まだ日本では国民の多くが免疫不十分で感染しやすい状態だった。
また、新潟大学名誉教授で医師の岡田正彦さんは「ワクチンを接種すればするほど、コロナにかかりやすくなる可能性は否定できない」と話す。「世界68か国を対象に、『国民のワクチン接種率』と『人口100万人あたりの1週間の新規感染者数』を照らし合わせると、接種率が高い国ほど感染者が多いという驚きの論文が出た。ワクチンの接種が結果的に、体内に侵入したウイルスを撃退する免疫力を下げてしまっていることが推測されます。しかも免疫低下は一時的ではなく、数十年単位という長期に影響する可能性もある。すでに打ってしまったのは仕方ないが、これ以上の接種にはかなり慎重になるべきです」
ワクチン接種と感染率のデータはほかにもある。1月1日に米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」に掲載された記事が、医療関係者の間で注目を集めている。北米などで流行中のオミクロン株亜種「XBB」も、ワクチンを接種した人の方がかかりやすくなることを指摘しているのだ。同紙によればワクチンを3回以上接種した人は、未接種者の3.4倍、2回目接種者の2.6倍感染率が高くなるという。
XBBは東京都でも15件検出(1月12日現在)された。感染力が非常に強いとされ、世界的な感染拡大につながるおそれがある。現在、政府が感染拡大の切り札として接種をすすめるオミクロン株対応ワクチンも、感染予防の期待は薄い。
ワクチンで逆にコロナに罹りやすくなるとは、一体どういうことなのだろうか。
名古屋大学名誉教授で医師の小島勢二さんも、ワクチン接種がコロナ感染を引き起こす可能性を指摘する。「アメリカの『疾病対策予防センター』の研究者が33万人を対象に調査したところ、未接種、2回、3回、4回とワクチンの接種回数が増えると、感染率が29%、33%、38%、41%と高くなることがわかりました。ワクチンの接種回数が増えると感染しやすくなることを、ストレートに示しているデータです。そもそも、変異を繰り返すウイルスにワクチンで対応し続けるのは、無理があるのです」
小島さんは、厚労省の“改ざんデータ”に疑義を呈し、さらなる独自試算を報告した方だ。
「厚労省の新たな集計方法で『接種歴不明』に分類された人たちの詳細がわからないだけで、接種したことは間違いありません。そうした人をきちんと『接種者』にカウントして独自に試算すると、ワクチンを2回接種した人の感染予防効果がマイナスになり、かえって感染しやすいという結果になりました。接種後の時間の経過とともに感染予防効果がなくなるどころか、効果がゼロでとどまらずマイナスに陥ったのは憂慮すべき事態です」(小島さん)
「イスラエルの研究によると、オミクロン株流行期での4回目接種による感染予防効果は接種後50〜56日経過すると、3回目接種の人とほとんど差がなくなりました。つまり、感染予防効果は短期間しか持続しないのです。」(全国紙社会部記者)
4回目接種は感染予防効果が低いうえ、医療界からはこんな声も聞こえる。
「ワクチンが感染者を減らすのではなく、ワクチンにより感染者が増えたと思われます」と驚きの指摘をするのは医師の近藤誠さんだ。そのため、『「副作用死」ゼロの真実』や『新型コロナワクチン 副作用が出る人、出ない人』の本を上梓した。
「免疫学では『抗原原罪』という現象が知られています。アメリカの医学雑誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』でも最新の研究結果として掲載されています。変異株に対応した改良型ワクチンを接種しても、最初に打ったワクチンの対象とするウイルス(抗原)の記憶が免疫システムに残り、その後、ワクチンを打っても最初のワクチンが対象とした抗原に対する免疫しか強化されないことをいいます。
これはインフルエンザワクチンで見られる現象です。インフルエンザウイルスはコロナウイルスと同じRNAウイルスで、変異が非常に速いため、毎年、流行を予測した新しいワクチンを打つ必要があります。ところがインフルエンザのワクチンを打っても、最初に打ったワクチンでできた抗体だけが増えてしまい、変異したウイルスに対する抗体は上がらない。そのため、その年に流行するインフルエンザに罹ってしまう。これは抗原原罪の作用が働いたためと考えられます」(近藤さん)
「そもそもワクチンに感染予防や重症化予防の効果があるか疑わしい。それどころか3回、4回とワクチン接種を重ねるごとに、新型コロナやほかの病気に罹りやすくなる恐れがあるのです」(近藤さん)
イギリス健康安全保障庁は、2022年3月6日から3月27日に発生した10万人あたりの新規陽性者を、年代別に「3回接種群」と「未接種群」に分けたデータを公表した。それによると、未接種者が多い18才未満を除くすべての年代で、3回接種の方が未接種よりも3〜4倍ほど新規陽性者が多かった。特に60〜69才は3回接種した新規陽性者2814人に対し、未接種はわずか572人と大きく差が開いた。
ワクチン接種とともに「超過死亡」が増えていることも気がかりだ。超過死亡は、過去の統計から見込まれる国全体の死者数の推定値を、実際の死者数がどれだけ上回ったかを示す数値のこと。2021年1年で前年よりも約6万人増加し、翌年の2〜3月にはさらに急増した。東日本大震災が起きた2011年の死者の増加数(約5万5000人)を上回る人が亡くなったことは驚きです。しかも2021年のコロナ死は約1万7000人にとどまるので、“超過死亡の原因はコロナに罹ったことそのもの”であるとは考えられません。
超過死亡はワクチン接種を開始した2021年2月から観察され、2回目の接種がほぼ終了した11月まで続いたことから、接種後にアナフィラキシーショックや免疫の暴走などの副作用で亡くなったとも考えられます。厚労省は頑なにワクチン接種と死亡の因果関係を認めないが、超過死亡のほとんどはワクチンの“隠れ副作用死”であると推察されます」(近藤さん)
昨年12月からの1か月で、コロナによる死者は1万人を超過。パンデミック当初からのコロナ感染死者数は6万人であることを考えると、実に6分の1がこの1か月で亡くなっていることになる。
1月11日には全国のコロナによる死者が520人となり、初めて500人の大台を超え過去最多となった。死者数が過去最多を更新した県は山梨、静岡、三重、滋賀、愛媛、高知、福岡、大分、宮崎の9県にのぼる。ワクチン接種が進み、本来なら死者も減るはずだが、逆に亡くなる人が増えている現状をどう見るべきか。
「特別な一種のワクチンを繰り返し打てば打つほどほかの免疫細胞が抑制され、オミクロン株や別の病気に罹りやすくなる可能性があります。加えて重篤な副作用のリスクがあるワクチンを安易に国民に打たせるべきではありません。オミクロン株は感染力が高いもののほとんど重症化しないとされるので、多くの人は気にする必要はありません」(近藤さん)
ワクチンに限らず、“異物”を体に入れることに慎重になるべきだと近藤さんが続ける。
「ワクチンは『劇薬』に分類されるものであり、天然痘や小児まひなどよほどの脅威に対するものでなければ打たない方がいいと私は考えています。同様に多くの薬も免疫力を落として重症化を進める恐れがあり、よほどの重病でなければ服用しない方が健康でいられます。
では、まだ続く感染拡大にどう立ち向かっていけばいいのか。ワクチンを打つか打たないかは個人の判断だが、ワクチン接種が始まった2021年とは状況が大きく異なっていることを理解しなければならない。
参照:女性セブン2022年8月4日号・2023年2月2日号以下は、2023/01/18 09:01配信 Copyright(C) herald wowkorea.jp 96
「妊娠中」新型コロナウイルスに感染すると、妊婦の死亡リスクが7倍に増加し新生児の健康リスクも高まるという研究結果が公開された。
16日(現地時間)米ジョージ・ワシントン大学ミルコン公衆保健学部グローバル保健学科のエミリー・スミス助教授が主導する研究チームは、先のような内容を骨子とした論文をBMJグローバルヘルスジャーナルに掲載した。
今回の研究は、12か国で行なわれた別々の研究12件を分析したものである。データ分析対象には1万3136人の妊婦が含まれ、そのうち1942人が妊娠期間に新型コロナに感染または医師の診断を受けた。
分析の結果、新型コロナに感染していない妊婦と比較して、新型コロナに感染した妊婦の死亡率は7倍以上であった。また重症患者になる確率は3倍、人工呼吸が必要な確率は15倍、肺炎にかかる確率は23倍であった。
また妊婦が新型コロナに感染する場合、生まれてくる新生児が集中治療室に入るリスクはおよそ2倍になり、早産の危険もあるという。
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