政府の新型コロナ対策分科会は、年末年始を前にオミクロン株対応のワクチンの早期接種などを呼びかけるよう政府に提言しました。
新型コロナ対策分科会・尾身茂会長は「『BQ.1』が少しずつ増えている。オミクロン株対応のワクチンをなるべく早くやってくれというのは、オミクロン株対応はそちらにも効くから」と発言。オミクロン株はBA.5からBQ.1へ置き換わりが進み、現在は感染のおよそ36%がBQ.1と推定されています。
分科会ではオミクロン株対応ワクチンの早期接種に加え、十分な換気などの基本的感染対策の徹底や症状が出た人のうち重症化するリスクの低い人は医療逼迫を防ぐため自ら検査することを周知するよう政府に求めました。
また、新型コロナの感染症法上の扱いについて、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に引き下げるべきか改めて意見を聞くことになりました。
テレ朝ニュース(12/10)
2022年12月26日
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