しかしながら、新型コロナ第7波に対応するためには、まだまだ感染回避の対策に取り組んでいかなければなりません。
洗って使える、デザインや色に拘り、ウレタン、布のマスクを使うより、不織紙マスクが感染予防に効果が高いと証明され、不織紙マスクは洗濯機(マスク用洗濯ネットは100円ショップにも)で洗って使えます!
換気が重要、密にならない感覚保持を心がけましょう。手消毒、スマホ消毒を心がけましょう。石鹸で手洗いの際は、手首、爪の間まで心がけて10秒、水洗い15秒!!! 喉の違和感、鼻水など、体調がすぐれないなと思ったら医者に診てもらいましょう。発熱の時は、かかりつけ医に電話で相談しましょう。
再度、必要なのは、一人ひとりの賢明で適切な行動の選択です。その行動が、自分自身を守り、大切な人を守り、社会を守ることにつながります。あらためて今できることを、家族、知人、職場の同僚等とともに考え、話し合い、共有し、力を結集しましょう。
そうすれば、きっとこの危機も乗り越えられるはずです。
別荘地・軽井沢を有する長野県は、デルタ株が急増するおりに、県民、事業者に向け「新型コロナと闘う共同宣言」を発出して、県外からやってくる人たち共々に安全でかつ経済活動も滞らせない対策に取り組むとともに、個人、団体、企業を含む多くの方々と共々に協力し、コロナ禍からの脱却の宣言をしていました。
それを参考に、私たちもこの夏のオミクロン株・Ba-5に多くの方々が油断することなく、感染対策に取り組みつつ、密にならない場所ではマスクなしでいくよう、健やかに取り組んでまいりましょう。
「新たな“会食”のすゝめ」(チラシ出典元は長野県)
https://www.pref.nagano.lg.jp/service/documents/kaishoku20220701page1_1.jpg
新型コロナウイルスのオミクロン株のうち、「BA.5」というタイプの変異ウイルスが欧米などでは主流となっていて国内でも広がっています。
20日、全国で15万人を超え、過去最多の感染者数を更新しました。30府県でこれまでで最も多い感染者数となりました。
専門家は「感染力がやや強く、ある程度、感染者数が増えることは避けられない。感染者数がどんどん増えれば、重症になる人もでるので、注意していく必要がある」と指摘しています。
感染した場合に重症化しやすいかどうかについて、WHOは先月22日の週報で「『BA.1』と比べて変化しているという情報はない」としているほか、ECDC=ヨーロッパ疾病予防管理センターも先月13日の報告で、データはまだ限られているとしたうえで「重症度が増しているという証拠はない」としています。
WHOによりますと、「BA.5」はウイルスの働きを抑える中和抗体の効果が、当初のオミクロン株「BA.1」に比べて7分の1以下になったという実験結果があるということです。これは、「スパイクたんぱく質」に「L452R」などの変異が起きていて、ワクチンによって得らえた免疫を逃れる性質があると考えられています。
また、ワクチン接種や感染によって得られた免疫が時間の経過とともに弱まってきていることも感染の広がりにつながっているとみられています。6月30日に開かれた厚生労働省の専門家会合で京都大学の西浦博教授が示した資料によりますと、オミクロン株に対する免疫を持つ人の割合はいずれの年代でも下がり始めていて、6月末の時点で20代で44.6%、70代以上では37.4%などとしています。尾身会長によると、ワクチンや感染で得た免疫をかいくぐる“免疫逃避”の性質があるとし、感染が拡大するスピードがこれまでの「BA.2」より30%程度速いと指摘しています。