スリランカのウィクラマシンハ首相は辞任を表明。ラジャパクサ大統領も、13日に辞任する意向を明らかにしました。コロンボにある大統領官邸、ほど近い大統領公邸にも一般市民が押し掛け、ここで大統領がどんな暮らしをしていたのかを目の当たりにしました。
公邸には、大勢の市民が押し入った。 なすすべもなく見守る警備員…。この家のあるじは、別の場所に避難し、公邸にも官邸にも大統領の姿はありませんでした。 国会で「破産」を宣告した首相の家も襲撃され、火が付けられました。
公邸に入った市民:「公邸ではエアコンが稼働しているのに、一般家庭には電気すら来ていない。独立以来、政治家を信頼し続けた結果、私たちは持っていたものをすべて失ったんです」
深刻な物価高と燃料不足…。長年の政治腐敗の結果だと人々はみています。
公邸に入った市民:「我々がなぜここにいるのか。それは税金の使い道を調べるためです。税金で彼らが何をしたのか…」
「これで政治腐敗は終わるでしょう。一生に一度、だから私は子どもたちとここでお昼にします。」
デモ隊と警察隊の衝突で、少なくとも55人がけがをしたということです。
出典:テレ朝ニュース(7/11)
2022年07月11日
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