現地時間6月9日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたボストン・レッドソックス戦に「2番・DH兼投手」で先発。投げては7回4安打1失点、打っては12号2ランを含む4打数2安打2打点の大活躍で、5対2のチーム勝利に貢献し、連敗を「14」でストップさせた。
一方、レッドソックスの連勝は「7」で止まったが、MLB公式サイトによると、レッドソックスを率いるアレックス・コーラ監督は試合後、大谷の投球内容について「今日もよかった」と始めたうえで、「7回を投げ抜いてホームランも打つなんて本当に素晴らしいよ」と話したという。
その後も、「だから、私は彼のことを世界一のアスリートだと言い続けているんだ」と続けた46歳の“若き名将”は、「マウンドでも打席でも、このレベルで戦えるというのは、驚くべきことだ。非現実的だよ」と大谷への賛辞が止まらない。圧巻の二刀流パフォーマンスを前に驚きを隠せなかったようだ。
光の見えないトンネルをようやく抜けたエンジェルスは現在、アメリカン・リーグ西地区2位につけている。首位のヒューストン・アストロズとは9ゲーム差、ワイルドカード圏内まで2.5ゲーム差だが、ここから巻き返しとなるだろうか――。
構成●THE DIGEST編集部
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