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このブログでは、地球サイズの行動派」をモットーにしてきた通り、市議・海津にいなの日々考えている事、見たこと、聞いた事、考えたこと、日々の活動を日誌としていきます。グローバルな視点で我孫子の今昔を紡ぎ合わせてABIKOと「観光」(まちの輝きを観せる意)、SDGsを率先してきたことを伝えます。
我孫子は、嘉納別荘と白樺派の関わりは深く、『リーチ先生』の新聞連載(2018)では我孫子の話がふんだんに登場していました。陶芸家として決意するリーチには、白樺派の一員として我孫子での暮らしが人生で最もハッピーな思い出だと記していた。実は、平将門の活躍の拠点だった時期もあったと調査がされてきました。NHK大河ドラマでロケ地観光のブームとなった『平将門、風と雲と虹と』(1976)の際は、まだ知られてずの郷でした。2019年では、同ドラマ『いだてん』によって嘉納治五郎の艱難辛苦がつまびらかにされ、東洋初のオリンピックが東京に決まるまでには、手賀沼もオリンピック競技施設の候補にと考えていた事が知られ、市民の浄財で嘉納銅像が建立(2020年)されました。五輪開催に奮闘した嘉納は晩年は我孫子別荘とご自宅とに半々でくらし、急逝された後にはご家族が移り住まわれていたことが近年の調査で分かってきました。さあ!智慧をもたらず巳年こそ、ねじり鉢巻きで、巻き返す年に!!

海津にいな 「あっちこち@ABIKO」活動日誌

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2022年06月06日

政府、10日からインバウンド(外国人観光受入れ)再開

日本政府は22年4月10日から1日あたりの新規入国者数の上限を1万人に引き上げたが、この中に観光客は含まれていない。岸田文雄首相は4月8日の記者会見で、観光客の受け入れ再開時期時期について「確定はしていない」と述べるにとどめている。

 新型コロナウイルスの水際対策で停止していた訪日観光客の受け入れ再開を前に、政府は米国、オーストラリア、タイ、シンガポールから少人数のツアー客を受け入れる実証実験を実施。その際に、受け入れた外国人ツアー客1人のコロナ感染が判明し、関係者の間に「どんなに対策をしても感染は防げない」と衝撃が広がっている。

◆肝いりの観光実証実験、来日後の感染か
 観光庁によると、感染したのは福岡市の繁華街や大分県の温泉地を巡っていたタイの旅行会社員4人のうちの1人だった。5月27日から4泊5日の予定で来日し、同30日朝、喉の痛みがあったため抗原検査したところ、陽性だったという。他の3人は陰性だったが、濃厚接触者として宿泊療養施設での待機が必要になり、旅程は中止になった。政府は「訪日客の感染は予測内」としており、10日からのインバウンド受け入れ再開方針に変わりはないが、医療関係者からは海外から国内への変異株流入を懸念する声が上がる。

 一行は3回目のワクチン接種を受け、タイ出国時のPCR検査と日本入国の際の抗原検査で陰性を確認していた。宿泊先ではそれぞれ別の部屋に泊まり、食事は間仕切りした上で黙食。旅行中はマスクを着け、手指の消毒もこまめにしていたという。一行が福岡空港から入国した5月27日の時点で、福岡県内の1日当たりの新規感染者数は1600人を超えていた。感染者は減少傾向とはいえ、人出が多い繁華街や観光地を巡れば感染のリスクは高まる。日本に入国して感染した可能性もある。

 観光庁の担当者は「万全の対策を取っても感染者が出るのは予測の範囲内だ」としながら、タイ人のケースについて「感染経路が全く分からない」と驚きを隠せない。

◆感染症検査のすり抜け
 感染者が出た原因の一つとして考えられるのは、PCR検査と抗原検査で見つけられなかった陽性患者がすり抜けて入国した可能性だ。感染症対策に詳しい北九州市立八幡病院の伊藤重彦名誉院長は「PCR検査も抗原検査も確実というわけではない」と話す。PCR検査は検体に含まれるウイルスが少なかったりして一定程度、陽性患者を確認できないことがある。抗原検査もPCR検査より感度が低いとされている。

 国内の新規感染者が減少傾向で旅行需要も回復しつつあることから、伊藤名誉院長は「訪日客の旅行が直ちに危険とはいえない」とするが、政府に対しては警戒を呼びかける。「重要なのは(訪日客とともに)海外から新たな変異株が流入するのを防ぐことだ。国は海外の変異株情報に注意し、変異株の発生が確認されれば、当該国からの受け入れを停止するなど柔軟に対応する必要がある」

◆感染リスクはゼロにはならない
 旅行会社の担当者は「ある意味、国の威信をかけた実証実験で、対策には万全を期していたはず。それでも感染をゼロにはできないということだ」と話し、感染の早期発見や感染判明後、立ち寄り先などにすぐ連絡して拡大を防ぐ必要性を指摘した。今回のケースでもそうだったように、訪日客が感染した際の対応はツアーを主催する旅行業者が負う部分が大きい。観光庁は7日、旅行業者などに向けた感染対策ガイドラインを公表する予定で、担当者は「今回の事例も反映させたい」としている。別の福岡県内の旅行会社社員は「訪日客にマスクの着用を徹底してもらうなど、できる対策を続けるしかない」とも話していた。パンデミックの死亡者が急増していた当初は、治療薬も、検査の方法、ワクチンもなかったが、3年後の現在はリスクを抱えながらも乗り切っていかなくてはならない。

 
参照:毎日新聞(6/4)川越市によると、川越市の観光スポットは市内各地に分散しているため、東京・浅草などに比べるとツアー客の誘導に労力が必要になる。市内を訪れた外国人観光客数は、令和元年が約31万3千人だったのに対し、感染拡大が本格化した2年はわずか約3万9千人だった。

外国人観光客の増加による感染再拡大を危ぶむ声もある。土産物店の女性従業員は「リスクを考えると手放しでは歓迎しにくい」。埼玉県の大野元裕知事は10日の記者会見で「ツアー会社に対し、マスク着用などを観光客に呼びかけるよう協力を求めている」と強調した。地元商店関係者も「観光ガイドからもツアー客に感染対策の徹底を促し、お客さんも従業員も安心して過ごせるようにして迎えたい」と語った。
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PROFILE
ブログ製作者:海津にいな                 (KAIZU Nina、新菜)。
経歴:(株)発明工房役員、我孫子市議会議員(5期)を続行中。児童英会話インストラクター、野村総研(政策研究部所属など)勤務した。放送大卒、立教大学(観光学研究科 )修了。筑波大学大学院(博士課程後期 単位取得退学)
コミュニティ−活動:めばえ幼稚園・四小PTAの役員/青山台自治会副会長・三小・我中PTAの役員/久寺家学習指導(書道)、生涯学習推進基本計画策定委員(’99) 
NGO活動、他:NGO・ACT(我孫子カルチャー&トーク)の会、開かれた県政を進める会世話人(〜‘09)、女性のための政治スクール(10期)、千葉県ボランティアコーディネーター、千葉県観光人材育成セミナー。日本観光研究学会、eシフト、自殺対策議員有志の会、自治体ウオッチ(世話人)。
市民活動:我孫子市国際交流協会(初代理事・広報部長)、我孫子の文化を守る会、我孫子フィル後援会、我孫子地産地消協推進協議会、我孫子市消費者の会(`90〜)、エコライフ、谷津を守る会、かっぱ祭り実行委員(第1〜3回)、AYA(フィンランド劇団招聘)、きもの愛好会、湖北山の会、市史研究センター会員、まちづくり編集会議:将門プロジェクト企画。
生涯学習:オープンスクール(武蔵野美大、川村学園女子大学、中央学院大学、麗澤大学、上智大学、放送大学)にてリカレント他、国際理解活動の必要からギリシャ語、スペイン語、仏語、韓国語、英語を学ぶ。CCC(異文化コミュニケーション=英会話クラス)
Emailabkkaizu●gmail.com
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