LGBTは「セクシュアルマイノリティの総称」として使用されている。
ジャンピエール氏は2008年と12年の大統領選でオバマ陣営のスタッフとして働き、20年の大統領選ではバイデン大統領の陣営に加わった。副報道官としては、サキ氏の不在時に記者会見することも度々あった。
ジャンピエール氏は、カリブ海のフランス領マルティニクでハイチ人の両親に4人子供中で長女として生まれ、5歳からニューヨーク市のクイーンズビレッジで暮らした。母親は保健婦として働き、彼女の父親はタクシーの運転手として働いていたので、ジャンピエールはしばしば弟たちの世話をした。ニューヨーク工科大学の卒業生、2003年にコロンビア大学(SIPA)の国際公共問題学部でMPAを取得し、そこで学生自治会に勤め、政治を志すようになった。LGBTを公表したカップルであり、養女が一人いる。
また、氏の配偶者であるマルボー(Malveaux)さんの影響も大きいため紹介すると、マルボーさんは、1984年にメリーランド州エリコットシティーのセンテニアル高校を卒業し、彼女はハワード大学で在学中に論文を書き、社会学で優秀な成績を収めた。ハーバード大学で学位を取得、そこに将来のCNNレポーターとなるソルダッドオブライエンが1年先輩いた。1991年にコロンビア大学ジャーナリズム大学院を放送分野の修士号取得で学業上位学生名簿に載った。
マルボーの先祖はルイジアナクレオール出自で、そのルーツにはフランス、スペイン、アフリカの子孫となる。マルボーは、彼女の家族のさまざまなメンバーが白人および黒人、または混血種だと識別し、彼女自身は黒人と見なしていると述べている。彼女の父、フロイド・ジョセフ・マルボーは、多くのアメリカの黒人エリートを輩出しているハワード大学の医学部の学部長になった医師。彼はメルク小児喘息ネットワークの常務理事であり、ハワード大学の国立ヒトゲノムセンターの創設者。母親は引退した元学校教師。 TVシリーズ「ファインディング・ユア・ルーツ」という著名人のフォミリーヒストリーを遡るエピソードで、彼女のフランス系の祖先は、父親の側にはケベック出身の17世紀のフランス系カナダ人の毛皮商人にまでさかのぼることが明らかにされた。毛皮商人の妻(曾祖母)はカスカスキア族のネイティブアメリカンであり、彼女の先祖の1人は彼自身が奴隷を所有していた自由な黒人男性であったこともわかっている。
「Q」がプラスされた言葉も使われてきている。
LGBT以外のセクシュアリティがあることを意味して「Q」にあたるセクシュアリティが、「クエスチョニング(Questioning)」。このクエスチョニングは、「性自認と性的指向が決まっていないセクシュアリティ」となります。 自分は男性か女性なのか決めかねている。また、それ以外の性なのか、男性と女性の中間なのか性自認が決まっていない状態。 LGBTQだけではなく、近頃ではLGBTQ+という言葉も使われ始めています。 セクシュアリティは多様、総称として決めてしまうと、それに漏れたセクシュアリティも出てくるという見方もでてきている。