スピードスケートの小平奈緒(35=相沢病院)が“10月の全日本距離別選手権(長野市エムウェーブ)を最後に現役を引退する際に画家デビュー”する計画があることが15日、分かった。
関係者の話を総合すると、長野県を拠点に活動する絵描きの藤井リベカさん(34)と共同制作した絵画を長野市内のギャラリーに展示する方向で調整中。チャリティーオークションを実施し、19年10月の豪雨被害を受けた長野市の被災地の復興支援に充てることも検討されている。
作品は20年秋に長野市内のりんご農園で水彩色鉛筆を使って描かれ、災害を乗り越えてたわわに実ったりんごがモチーフ。小平は地元・長野で滑る10月のラストレースまで練習を積みながら講演活動など地域イベントに積極的に参加する方針だ。
今後については「トップスポーツに関わるより、地域に貢献できたらと考えている。皆さんの心に穏やかな炎をともせるような存在になりたい」と語っている。今回の挑戦は第二の人生を歩む上でうってつけの取り組みとなりそうだ。
2022年04月17日
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