『コロナウイルスにより、テレワークが普及し、地方移住やワークライフバランス充実への関心の高まっています。そして、都市に密集するのでなく、地方を選択することによって、自然への関心と価値が高まっています。
「森を切り拓くと“病”が来る」という言葉があります。新型コロナウィルスも、自然界にとどまっていたウイルスが開発によってあふれ出た(スピルオーバー)可能性が指摘されています。また、「開発ではなく健康」を考えるキーワードとして「都市構造の変化」があります。
「96対4」という数字があります。これは、陸上の哺乳類の全体重を足した場合、じつに96パーセントが人間と家畜で、野生動物はわずか4パーセントしかいいないということです。ヨーロッパでは12世紀から“大開墾時代”を迎えました。森を切り拓きそこに都市をつくったのです。それにともない、ネズミやノミが、森林から都市に浸出し、結果的にペストが大流行し、当時の人口の半数近くが命を落としたのです。』
都市の密集から自然に回帰する流れのなかで、大量生産、大量消費のライフスタイルが変わり、それぞれの場所で環境負荷の少ない地産地消が進むのではないか。
グローバルかローカルかどちらか一方になるわけではありませんが、ローカルのなかで問題を解決することの重要性が、「新しい日常」以降、高まっていくように思います。
新しいエコロジーにかかわるもうひとつのキーワードは、これまでは「努力目標」 だったものが、拘束力の強い「制約」になり、何十億もの人がその制約に巻き込まれた「新しいゲーム(制約の中での活動)」です。新型コロナ ウイルスの蔓延によって、世界には次々と「制約」が増えました。
制約によって、新しい価値観や新しいビジネス上の面白さが生まれ、より付加価値のあるものができる可能性に挑むのです。
大都市では、大量生産、大量消費が手段だが、地方の小さな市町は地産地消の方が最適だ。
遠く離れた生産地から届く食料には輸送費などたくさんのエネルギーが使われる。
つまり、地産地消の食品が一番エコだということ。これは遠くから取り寄せる食品等の通販も同じだ。環境負荷をかけないローカルの価値を高めたい。
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