スウェーデン王室の王位継承第1位ヴィクトリア皇太子(44)が、再び新型コロナウイルスに感染したことが明らかになった。現地時間の1月9日に公表されたもので、「2度のワクチン接種を受けているヴィクトリア皇太子が、新型コロナウイルスに感染しました。風邪のような症状がありますが、気分は良好で、今後も経過観察を行っていきます」とのこと。
ヴィクトリア皇太子は家族と共に自宅で隔離生活を送っているが、翌日には王室の公式サイトで、ワクチン接種を受けている夫のダニエル王子も陽性であることが明らかになった。ダニエル王子も風邪のような症状で軽症だという。
オミクロン株の蔓延で、現地時間4日には、皇太子の両親である国王カール16世グスタフ(75)と妻のシルヴィア王妃(78)の感染が報じられたばかり。皇太子が濃厚接触者として感染したのかはわかっていない。
ヴィクトリア皇太子とダニエル王子は昨年3月にもコロナに感染しており、今回で2回目。その際は夫のダニエル王子も同時に感染が明らかになっていた。また2020年11月には、カール・フィリップ王子と妻のソフィア妃も感染しているが、いずれも軽症だった。
出典:yahoo New (1/13)
イスラエルは、60歳以上を対象に4回目のワクチン接種を開始した。イスラエルが行った研究の予備的結果では、4回目の接種後、1週間で抗体は5倍に増加したという。
ところが、ブースター接種を繰り返すと最終的に免疫力が低下する恐れがあるという指摘がある。もともと2回接種で“設計”されているはずのワクチンをさらに短期間に4回も打っていいのかどうか。
ロイター通信によると、欧州連合(EU)の医薬品規制当局は11日、現時点で4回目接種を支持できるデータはないとし、ブースター接種を頻繁に行うと免疫系に悪影響を及ぼす恐れがあると警告を発したという。欧州医薬品庁のワクチン戦略責任者マルコ・カバレリ氏は、「短い間隔で繰り返すワクチン接種は、持続可能な長期戦略には該当しない」「仮に4カ月ごとにブースター接種を行えば、免疫体系に過度に負担を与える恐れがある」と語った。
元WHO専門委員の医学博士・左門新氏は「もともと新型コロナは免疫が暴走するサイトカインストームを引き起こすということは不安材料です。しかも、新型コロナのワクチンは、従来と違ってmRNAワクチンだということなので、4回目の接種によってどんな影響が出るのか、もう少しデータの蓄積が必要だと思います。だだし、これまでに、ワクチンを頻繁に接種すると免疫力が落ちるという話は聞いてはいません。日本国内で子どもたちに接種しているなかにも、短期間に頻繁に接種するワクチンがあります。」と話している。
出典:日刊ゲンダイ(1/14)
2022年01月14日
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