世界保健機関(WHO)によると、26日までの1週間の世界の新規感染者数は前週比11%増の500万人弱、死者数は前週比4%減の4万4000人強だった。一方、先月24日に最初にオミクロン株をWHOに報告した南アフリカでは、症例数が29%減少したと強調した。
新規感染者数が多い上位4か国は、米、英、仏、伊だった。
米東部ニューヨーク州当局者は27日までに、新型コロナウイルス新変異株オミクロン株の感染拡大を受け、同州ニューヨーク市で18歳以下の子どもの入院者数が約5倍に急増したことを明らかにした。
WHOは南ア、英、デンマークでの初期的なデータからはオミクロン株がデルタ株と比べると入院リスクが低いことが示唆されているが、重症化リスクを理解するにはさらなるデータが必要だと述べた。
29日、WHOは疫学週報で「懸念される変異株(VOC)であるオミクロン株に関する全体的なリスクは、依然として非常に高い。オミクロン株の急速な感染拡大については「免疫回避と本質的な感染力の強さの両方によるものとみられる」との見解を示した。オミクロン株の倍化時間は2〜3日で、デルタ株よりも増殖が速いという一貫した証拠がある。多数の国で感染例の急増も確認されている」と述べた。
出典」:【AFP=時事12/29 翻訳編集AFPBB News】【ソウル聯合ニュース】
韓国の中央防疫対策本部は29日、国内の新型コロナウイルス感染者数は前日から5409人増え、累計62万938人になったと発表した。重篤・重症患者は1151人となり、過去最多を更新した。
2021年12月29日
この記事へのコメント
コメントを書く