韓国ではナイジェリアから帰国した40代の牧師夫婦の「オミクロン株」感染が12/1に初確認された。12/2に「オミクロン株」感染者が6人に増えた。新たな感染者は10代男性で、感染が確認された40代夫婦の息子。
この夫婦を車に乗せ、空港から自宅に送った30代のウズベキスタン籍の男性の感染も確認され、この男性の家族や知人らも新型コロナの感染が確認され、オミクロン株の感染を調べている。男性の家族が訪れた教会には11/28に約800人が訪問したことが分かり、集団感染への懸念が高まっている。
男性はワクチンを接種していないため、夫婦が新型コロナ陽性と判明した11/25から自主隔離しなければならなかったが、夫婦が疫学調査で空港からタクシーに乗って帰宅したと虚偽を伝え、男性の隔離が遅れた。
(聯合ニュース12/2)
12月2日、東京都江東区の豊洲市場でマグロの競りを間近で見られるデッキからの見学が約1年ぶりに再開された。見学は事前予約制で、都中央卸売市場のホームページ(https://pia.jp/v/toyosushijou19/)から申し込める。
新型コロナウイルスの感染拡大で昨年12月末から休止されていたが、都は昨年11月2日にデッキからの見学をいったん再開したが、コロナの感染再拡大に伴い、翌12月26日から再び休止していた。
定員を120人から27人に絞り、マスク着用や検温、消毒といった感染対策を講じて、見学が再開することにし、この日は事前に予約した21人が見学。2日の早朝、市場内の水産卸売場棟のフロアに国内外でとれた計1千本以上のマグロが並んだ。売買人のかけ声が場内に響き渡る中、見学者たちは数メートル先の競りの様子を食い入るように見て、写真や動画に収めていた。魚好きの長女(4)と訪れた港区の30代の女性は「競りに躍動感があり、目の前で見られてありがたかった。密を気にせずに、安心して見学できた」と話した。
オミクロン株など、新たな変異ウイルスに感染しているか調べる際には、特殊な装置を使ってウイルスの遺伝情報を詳細に解析する必要があり、結果が出るまでに数日程度の時間がかかるとされています。
アルファ株やデルタ株などが出てきた当初も、どの変異ウイルスに感染しているか調べるのには、遺伝情報の解析が必要で時間がかかっていましたが、その後、国立感染症研究所がPCR検査にかけるだけでその変異ウイルスに特徴的な変異を検出するための試薬を開発し、数時間で検出できるようにしてきました。
試薬は全国の地方衛生研究所に配られ、これまでに知られている変異ウイルスは各地で迅速に検出できるようになっていますが、オミクロン株に対応した試薬はまだ開発されていません。
出典:NHKニュース(11/30)
2021年12月09日
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