東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長と、国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長らがパラリンピック閉幕日となった5日、メーンプレスセンター(MPC)で定例会見を行った。
パーソンズ会長は、昨年の延期、無観客、そして開催について「すべてが正しかった。正当な判断だった」と、コロナ禍で緊急事態宣言下での異例の開催となった五輪・パラリンピックを総括した。開催については、日本以外成しえなかったとし「諸外国ではできなかっただろう。日本が果たしてくれた役割を世界は忘れない」と、感謝を述べた。
パラリンピックは、162の国・地域と難民選手団を合わせ、史上最大規模の約4400選手が参加、多様な障害を抱えたパラアスリートの活躍で違いを認め合う「共生」の意義を伝えた。無観客となったが、一部、千葉県など学校によっては生徒に希望を募り、観戦したことで感染した報告があった。
13日間の全日程を終えて、5日午後8時から東京・国立競技場で閉会式が行われ、今夜の演出がどのようなものになるか、日本の有終の美に注目があつまる。オリンピック開会式に比べて統一感があるなど評判が高かったので、2020東京大会最後の演出が期待される。
そして、続く、自民党総裁選、10月に衆議院選挙となる。週明けから、残暑の戻りがあるとの予想なので、自民党の党員でない皆さまも、完熟トマトが手に入る今の時期に、冷やして食するスペイン料理として有名なガスパチョの感嘆レシピを試して、この間にリコピンいっぱいで元気になってください。
<材料4人前>
完熟トマト3個。キュウリ1本は皮をピラーで剥きます。玉葱1/4。赤いパブリカ大1個。ニンニク1個、切りません。ジューサーが圧縮タイプのものですのでニンニクはひとひねりの感じで丸のまま、その他の野菜は適当にザク切で野菜ジュースにする。
できた野菜ジュースに麦茶を冷やす筒形の容器に移し、レモンのしぼり汁1〜2個分。オリーブオイル100t。塩・胡椒、水(ミネラルウオーターもしくは浄水器を通した水)100tを入れ軽く振って混ぜます。ホワイトバルサミコを加えると美味しいが、なければ省略。そのままよりも、少し冷蔵庫で冷やします。出来れば一晩おくと角が取れてマイルドな味になります。器に盛り、飾り用にトマト、パプリカ、玉ねぎ、お好みでセロリの筋をとって、5ミリ角に切って散らす。パルメザンチーズを削りかけ、バケットを浸しながらいただく。
海外から、2020東京五輪を取材しに来た記者たちは、日本は感染者が急増する中、オリンピックを開催してくれたとの好評化が多い。
「オーストラリアでは、家に閉じ込められている人々にとってオリンピックはこの上なく気分が高揚する素晴らしいイベントだ(豪選手も歴代でも最高レベルの好成績を残している)」と話し、バッグショウ氏も「開催されたことに感謝しているし、記者としても政治報道やコロナ報道に疲れ切っていた中、ポジティブなニュースを報道できることは素晴らしい」と語る。
アメリカ人カメラマン、マクナリー氏は「日本の人々はあらためて、この地球で他に類を見ないほど優しく、勤勉で、協力的だと思い知らされた。スタッフやボランティアの人々は困難で複雑な状況の中、これほどまでに大変なイベントを成功させようと頑張った。ある女性はこの迷子になったカメラマン(=自分のこと)を正しい場所に送り届けるのに10分もの距離を(目的地に到着するのを見届けるまで)一緒に歩いてくれた」とブログに記している。
ルグランド氏は「つい2日前に14日間のバブル(隔離生活)を終え、街に出ていくと、東京の人口を考えれば驚くほど人出が少なかった。東京は言わば“自主的”自粛、という方針だから原則は20時以降の飲食店の営業が禁じられていたり、酒の提供も禁じられている。でも裏通りや、ビルの2、3階など目立たない場所を探せば、いくらでも営業をしているお店を見つけることはできた。その意味で“アンダーグラウンド”な東京を経験できる良い機会だったよ」と感想を述べた。とはいえ「渋谷のスクランブル交差点に立って、電光掲示板が真っ暗になった時間だったのだけれど、本来であればここがオリンピックで盛り上がっていたはずだと思うと、ああ本当に大変な時にオリンピックを開催しているのだという感覚に襲われた」と話した。
2021年09月05日
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