山崎静代こと、しずちゃんについて所属する吉本興業のホームページによると、テレビ番組収録に備えて実施した簡易PCR検査で陽性反応が出たため、あらためて病院で再検査を受けた結果、26日に陽性と診断された。
保健所によると、発症日は25日で、今後は保健所の指導に従って療養しする。なお、相方の山里亮太(南海キャンディーズの相方、2019年蒼井優と電撃婚)は濃厚接触者に該当しないと報告している。
しずちゃんは今年1月にも感染しており、今回が2度目の感染となる。
国際オリンピック委員会(IOC)は選手村に居住する関係者の8割超にワクチンを接種して五輪そのものを"集団免疫"する考えたが、ワクチンの感染予防効果が分からない中、五輪選手の中にも再発の潜伏期間で"ステルス感染"になる恐れも否定できない。
山崎静代は五輪候補選手として名が挙がっていたこともある。アマチュア女子ボクシング選手としての本格的に練習を始め、2009年2月にはC級ライセンスを取得。当初の階級はヘビー級だったが、日本国内にはヘビー級の女子選手が他におらず、2012年のロンドン五輪より女子ボクシングを正式種目として採用することが決定、2009年夏には最重量級であるミドル級で出場の可能性を日本オリンピック委員会(JOC)コーチが示唆。実戦の部・ヘビー級で国内予選に出場したが、山崎1人しかおらず、同階級の認定王者となった。2011年5月、JOCが発表した女子ボクシングの強化選考選手に選ばれ、本格的にロンドン五輪を目指す。9月には中華民国の旗台北市で行われた『第1回タイペイカップトーナメント』に出場、これが初の公式戦となったが、初戦で敗退し出場4人中3位に終わった。
その後75kgまで減量を行い、2012年2月に行われた『全日本女子選手権兼ロンドン五輪予選日本代表派遣選手選考会』ではミドル級に階級を下げて出場。ミドル級の出場者は3人で、1回戦(準決勝)は不戦勝、初戦となった決勝戦で鈴木佐弥子に26対11で判定勝ちし優勝。この結果、2012年5月に中華人民共和国の旗 中国河北省秦皇島市で行われた『ロンドン五輪予選兼2012年世界女子ボクシング選手権大会』の日本代表に選ばれた。ここでアジア勢として最上位の成績を残し大陸別出場枠を獲得できればロンドン五輪出場が内定したはずが、初戦(2回戦)ではシャフノザ・ニザモワ( ウズベキスタン)を3ラウンド1分54秒・レフェリーストップコンテストで下したものの、3回戦でアンドレア・シュトローマイヤー(ドイツの旗 ドイツ)に開始早々からスタンディングダウンを3度喫し、1ラウンド1分56秒・レフェリーストップコンテストで敗れた。中国代表とカザフスタン代表がベスト8に進んだため大陸出場枠を獲得できず、ほかにひとつ割り当てられていたアジアの推薦枠でも選ばれなかったため、山崎はロンドン五輪出場を逃した。
2012年12月、世界選手権後初の公式戦として山形市で開かれた『全日本女子選手権』にミドル級でエントリー。出場者が山崎を含めて2人のみだったため決勝戦1試合のみで行われる予定だったが、試合直前になって対戦相手が棄権したため不戦勝となり、認定優勝。2013年4月よりAIBAの年齢制限が40歳に引き上げられ、リオデジャネイロ五輪で新しい年齢制限ルールが適用されれば、山崎にも五輪への道が再び開かれる。2013年4月2日、後楽園ホールで開催された『第1回女子ボクシング チャレンジマッチ』で約1年ぶりとなる試合を行い、デビュー戦で苦杯をなめた台湾の選手に勝利、雪辱を果たした。同年7月に専属トレーナーの梅津が死去した後は、別のトレーナーから指導を受けている。12月23日に新潟県加茂市で行われた『全日本女子選手権』にミドル級でエントリーしたものの、出場選手が山崎1人だったため、大韓民国の旗 韓国から同級3位の選手を招待して強化を兼ねた親善試合を行い、2対1で判定勝ちした。2015年10月15日、「体力の限界」を理由に競技から引退を明らかにした。弟・晴信は姉の影響を受けて2018年10月8日にプロボクサーデビューした。家族、体格が大きく骨格がしっかりして、しずちゃんの運動神経はなかなかのものだ。
福島県いわき市を舞台とした映画『フラガール』に出演した縁から2020年オリンピック東京大会の聖火ランナーに起用され、2021年3月25日に市内を満面の笑みで地元の小学生児童たちと走った。
参照:ANNニュースより(7/28)
英国では、いまや新規感染例の90%以上を占めるようになっている。デルタ株の感染力は従来株の2倍。「(ワクチン接種が進んでいることにより)実際に攻撃できる人が少なくなっているのに、きわめて感染しやすい。とてもくっつきやすいウイルスだ。短期間でこれほどの感染者が出ているのはそのためだ」」とキングズ・カレッジ・ロンドンのティム・スペクターは言う。
報道によれば、ワクチンも1回だけの接種ではデルタ株に対しては効き目が落ちるという。しかし二度接種をした場合は、効き目はわずかに低下する程度だとスペンサーは言う。
「(デルタ株でも)二度の接種をしていれば、リスクは少なくとも5分の1から10分の1になる。ZOEアプリのデータからわかっているかぎりでは、感染しても、(接種していない場合と比べて)はるかに軽く、短期間で治るため、入院する可能性は大幅に低くなる。これは、二度の接種を受ける十分な理由になる」
出典:Newsweek(6/15)
こうした状況を受けて、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会・尾身会長は、インド由来の変異株(デルタ株)の感染力の強さに言及し「30%の中で感染の伝播が継続する」と指摘。さらに「海外の文献などを分析すると、ワクチンは非常に有効だが、免疫の持続期間が数カ月後くらいに減少し、また感染することがある。実際に2度接種を受けた人でも(感染)ということがある」と語った。
そのうえで「実際には70%くらいでは(集団免疫は)無理だ。では何%かというのは難しいが、接種率を上げる努力はやっていく必要がある」と述べた。
2021年07月29日
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