フォーブス・アジアは22日、日本の富豪上位50人の合計資産がここ1年で前年に比べ48%増の2490億ドル(約26兆9千億円)となったと発表した。株式相場の活況が要因。新型コロナの流行で日本国内では飲食店の倒産や雇い止めが広がっており、格差が拡大したと言えそうだ。
2021年版の長者番付によると、上位50人全員が資産10億ドル超の「ビリオネア」となったのは初めて。1位はソフトバンクグループの孫正義会長兼社長で、資産は444億ドル。2位はファーストリテイリングの柳井正会長兼社長で、420億ドルだった。柳井氏の資産は1年で90%以上増えた。
【シンガポール共同】首相官邸によると、6月27日の段階で国内で新型コロナウイルスワクチン の接種回数は4000万回を超えた。このうち、2度の接種を終えたのは約1400万人。日本の全人口の約11%にあたる。なお、日本はワクチンの接種ペースが加速しているとはいえ、世界平均を下回っている。
世界のワクチン普及率を比較すると、明らかに先進国に偏っている。
世界の感染者数は、2億人に近づこうとしている。死亡者数は約400万人。3月末の段階と比較すると、東南アジアでの感染の割当が少し増加傾向にある。世界の感染者数は3月末頃と比較して減っている。ただし「下げ止まり」している状況だ。
ヨーロッパではロシアでの感染が広がっている。ワクチンの接種率が高いイギリスでも感染が広がっているが、ワクチンによってリスクが低減されていると見られている。
出典:WHO Coronavirus Dashboardを元に、Flourishを用いて作成。
イギリスで流行しているのはほぼすべてがデルタ株だ。ただし、BBCの報道によると、感染者の多くがワクチン未接種者であり、ワクチン接種者が感染した場合も重症化などが防げているなど、ワクチンの効果が出ていることが伺えるという。
世界中でワクチンの接種が進んでいる。日本も当初は接種が遅れていたが、世界と比較しても遜色のないペースにまで持ち直している。
ウガンダの五輪選手団から新型コロナ陽性者が出たことが話題だ。各国の10万人あたりの感染者数を見ると、ウガンダはまだ少ない方だ。
感染者数が多いアメリカやインドでは、直近1週間での10万人あたりの感染者数はそこまで多くはない。むしろブラジル、アルゼンチン、コロンビアなどの状況が懸念される。
アメリカ大陸では、ブラジルでの感染ペースが依然として早い。アメリカでは直近1週間の新規感染者が、10万人以下にまで減っている。
出典:WHO Coronavirus Dashboardを元に、Flourishを用いて作成。
ワクチン接種が進んだ影響か、アメリカでは3〜4月に感染者が少し増えたものの、以降は減少し続けている。
出典:ビジネスインサイダー(6/29)
2021年07月12日
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