本書には、自分を最大限「運用」するために必要不可欠だと身をもって感じた「思考法・メンタル・コミュニケーション・時間術・英語・体調管理」という自己投資のテーマについてまとめた、一味違った啓発の書です。
「諸君には、ここで学んだことを、人を助けるために使って欲しい。世の中を良くするために使ってほしい。君たちにはその責任がある」
著者がコーネル大学を卒業するときの学長スピーチが紹介されている。
自分への投資について、投資家・実業家の高橋氏は本書の中でこう語っている。
『僕がお勧めする最も効率の良い投資先は、自分自身。自分に投資を続けることで、資産を増やすことができたのです。もちろん自分への投資も、手あたり次第にすればいいというものではありません。最大の「リターン」が得られるように考えることが大事です。
そのためには、「マーケット」を見る目を養わなければいけませんし、自分が投じることができる「資源」を見極める必要もあります。』
・自分を上場させるための「マインド」
・市場で生き残り続けるための「キャリア戦略」
・「人間関係」の複利効果を最大化する
・「健康」こそ最も重要な投資対象である
日本の「失われた30年」が、35年、さらに40年と続くかもしれないという危機感を覚えます。
90年代から続く同じミステイクをまだ繰り返している、と言わざるを得ません。
しかも90年代と比べて国民の高齢化が進んでおり、条件は悪くなっているかもしれない。
ただ、避けられるリスクはヘッジしながら、自分の価値を高めるための思考や行動に時間や労力を投資していけば、のちに振り返ったときに長期的にはへこまない人生を歩むことができるのではないでしょうか。
一般的な製造業は、東南アジアなど途上国のほうが生産コストは安いので、いずれ取って代わられる可能性が高い。
そうしたサンセット企業でなく、勢いのある企業への転職を勧めるのが政府の役割だと考えます。
新しい波に乗れるよう、トレーニングの機会を設けることは、長期的に国の経済にいい影響を与えるはずです。
デジタルリテラシーの重要性はほとんどの年齢に関係ありません。
プログラミング、AI、ロボティックスなどの業界は、世界的に見ても平均賃金は高水準。
そして、個人個人にお勧めしたいこと、それは新しいスキルセット(その職種や役職に必要とされるまとまりの知識や能力のこと)を身につけることです。そうすれば、人生の平均賃金を上げることができると思います。
ずっと同じ企業、特に歴史の長いサンセット企業に勤めている場合は、かなり危険なシチュエーションと言えるのではないでしょうか。
インターネットでも、YouTubeでもSNSでもいい、それらを通じて新たなスキルを習ってください。
また英語が上達すれば、比較的賃金の高い外資系企業で働くことも可能です。そうすれば、自らの力で切り抜けることができるはずです。
あなたは新しいスキルセットを身につけて、国の状況に関係なく前に進めるようにしていただきたいのです。
多くの日本人がそうすることで、結果的に、国全体が良い方向に進み、経済も再び上昇すると著者は力説しています。
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