その『ちきゅうTALK』最新号の記事で、紹介したのが盆栽の世界的な人気についてです。
実際に、盆栽の虜になった米国人・ポールさんについては、下記の動画がありました。
"Bonsai of Blooklyn"とう仕事を始めるまでには、盆栽の師匠・フランク岡村さんがいたのだと懐かしそうに語っています。
そこで、さらに調べてみると、岡村さんは戦前に広島から親につれられ米国に移民、戦中は強制収容所に入れられて戦後を迎え、マンハッタンに30分ほどのブルックリンの植物園で庭師として雇用されるという数奇な運命に翻弄された方だとわかってきました。NYという人種のるつぼ、そこに並べられた盆栽に人々の関心が寄せられ、”Bonsai”は静かなブームとして広がります。1964年に開催の東京五輪では、訪日外国人のために、代々木で盆栽展が開催され、世界中に盆栽ファンが増えていきました。岡村さんは、盆栽のテキストを作成するなどして多くの人に盆栽の魅力の手ほどきをして、その普及の功績から、1981年に昭和天皇から瑞宝章を授与されたのです。今回の『ちきゅうTALK』には、「日本庭園と盆栽」「都市公園」「椎尾山」「禅について」などの記事があります。皆様からの情報、寄稿もお待ちしています。
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