2020年07月29日

韓国の私設植物園での騒動に、日韓政府が不快感

韓国自生植物園は、私設植物園で大韓民国江原道平昌郡五台山に位置し、TVドラマ、「夏の香り」のロケ地となったことでも知られる。一時期火災に遭い閉園していたが、2020年6月にリニューアルオープンし、金昌烈(キム・チャンリョル)園長は、「慰安婦少女像への罪滅ぼしの対象をはっきり形作る必要があり、少女像が向き合うものは安倍に象徴させて造成した」との意図で少女像に向き合う彫像には、反日小説『アリラン』で有名な作家・趙廷来(チョ・ジョンレ)が『永遠の贖罪』と名付けた。7月上旬には、トランプ大統領とも面会した”慰安婦おばあさん”こと李容洙(イ・ヨンス)さんが、「日本の中心に少女像を立てて行き来する人たちみんなが見られるようにしてほしい」と発言。そこでいよいよ、7月25日には京郷新聞は「座っている1・5mの慰安婦少女像の前で、1・8mの安倍首相の銅像がひざまずいて謝罪をしている姿だ」と報じた。7月26日には、これらの造形物について、8月に除幕式を予定しているとの報道した。

すると、土下座をしている男性が安倍晋三首相をモチーフにしたとの解釈に対して、韓国国内でも「韓日葛藤をもたらすので行き過ぎだ」という反対の立場と「贖罪と反省は当然だ」という賛成の立場があり、賛否両論が繰り広げられるようになった。こうした批難が殺到したため、園長は安倍首相であることを否定したが、反響の大きさに除幕式は中止とした。しかしながら、金園長が日本メディアに伝えた行事取り消しのニュースは現在、日本では毎日新聞が報じているものの、韓国メディアでは確認されていない。このように金園長の対応は、日韓マスコミで全く異なっててきており、京郷新聞には男性の造形物を置いて「安倍首相」と明示したが、共同通信には「安倍首相を特定したのではなく、謝罪の立場にあるすべての男性たちを象徴したもの。もしかしたら少女の父親かもしれない」などと別の解釈を話している。

この一連のニュースは日本にも伝わり、同月28日、菅官房長官は韓国側の姿勢を「国際儀礼上許されない」として強く批判した。また、韓国外務省の報道官は、私設植物園における彫像の在り方について、「外国の指導者に対して国際儀礼を考慮する必要がある」と支持しない考えを示した。

日本では、京都三条駅に通称「土下座像」と呼ばれる高山彦九郎皇居望拝像があるが、もっとも佇まいは、地面に両手をついてはいるが顔は地平線を仰ぐので額づいているのではない。それが、コロナ禍の5月に誰かがマスクをつけさせたと話題になっていた記事もあった。


参照:週刊新潮WEB取材班(7/28。https://news.yahoo.co.jp/articles/155a9601ce63b33144544d12bcf6c14e3c22210a
   日テレニュース(7/29)

 他方、5月7日に、韓国では慰安婦被害者・李さんが緊急記者会見を開いていた。彼女は「正義連に騙された」とし、学生達に憎悪を教えている反日デモ「水曜集会」を今後は支持しない、国民からの義捐金を慰安婦のおばあさんたちに使わず、正義連自ら流用していると暴露。そして、正義連の活動をリードしてきた尹美香(ユン・ミヒャン元挺対協代表、現・共に民主党国会議員)について、「私欲のために国会議員をしてはならない」と主張したのだった。

 1990年代初めから約30年間に亘って、慰安婦被害者救済活動を繰り広げてきた李さんの発言は、国民の一代関心事となり、市民団体による正義連に対する告発を引き出した。正義連は現在、検察の捜査を受けている。

 その中心にいて現在は国会議員になっている尹美香議員は「おばあさんの記憶が変わり、敏感な問題に触れた」と、この疑惑に対して直ちに反論し、すると李さんがこれに反論して攻防を続けていた。尹美香は「水曜集会」を指導し、海外に「慰安婦少女像」の建設を推進してきた代表的な人物だ。

 そんな李さんが、7月5日に大邱(テグ)南区を訪れ、正義連の現理事長など、元慰安婦救済運動団体の活動家らと面会。「日本の中心に少女像を立てて行き来する人たちみんなが見られるようにしてほしい。少女像を必ず守ってほしい」と、再び正義連に歩調を合わせるようになった。

 李(イ)さんは「水曜集会」に対しても、「水曜デモを支持するが、方式に変化がなければならない。被害者の生存の有無にかかわらず、団体がある地域に行って水曜デモをしよう」と、主張を180度変えたのだ。さらに、元従軍慰安婦の被害を含めた歴史教育についても言及。曰く、「地域別の慰安婦の歴史教育館の活性化と建設、連携、交流をしなければならない」――。

 李さんが直接疑惑を提起して攻撃してきた尹美香議員と同僚に会って、「水曜デモ」と「少女像建設」を支持する発言をした理由はまだ判然としていない。

「水曜集会」と「慰安婦少女像建設」を推進する側は、日本の戦争犯罪に対する心のこもった謝罪と反省そして賠償を要求してきた。韓国の意向に対して、日本は朴槿恵前大統領の時期(2015)に締結した「慰安婦問題日韓合意」で、駐韓日本大使館の少女像の移転、第3国の慰安婦記念碑、「性奴隷」という用語の使用中止などで合意するところとなった。書面上で、慰安婦被害者に哀惜の念を表現した。

 立ち戻って考えてみても、このような積み重ねの上に、合意をしたのに事実上破棄したのは、他ならぬ文在寅政権であり、したがって、その歩み寄りの努力を無下にした点で謝罪を受けなければならないのは、韓国側ではなく日本側であろう。その後も韓国側は新たに慰安婦像を建設し続け、これを擁護する発言を続けている。

 新たに慰安婦像への追加された像は、鋳造当初より安倍首相をモチーフに当初から計画をしてのことだ。一国の現職首相を揶揄する像によって、何が癒されるとの考えなのだろうか。こうした行動は韓国に対する日本人の心に「永遠の贖罪」ではなく「永遠の怒り」を刻むことになりかねない。前大統領時代に締結して、日韓両国のわだかまりを解くはずが、大統領の周辺の人々との事件が断罪され投獄。その後、対立軸にあった現大統領は若い頃より反日の闘志として活躍する弁護士として、前大統領以前の大統領側近となっていた経歴がある以上、早々、政治主導で日韓関係が折り合うことがないのだろう。それは、両国の経済、軍事面において至極危うい状況をもたらしかねないと、分かっていてもだ。


posted by Nina at 09:12| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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