厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」が5年ぶりに改定された。どのように家族の健康づくりに生かすか、改定の背景を専門家に聞いた。 今回のポイントは、「筋肉量・骨量を保つ食事」を重視したことだ。
「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」での改定の主なポイントについて、広く報道されたのは「高齢者のフレイル予防」についてだ。フレイルというのは、いわば健康な状態から要介護になる中間段階。その背景にある食事の問題を改善するため、総エネルギー量に占めるたんぱく質由来エネルギー量の割合の下限を65歳以上では13%から15%に引き上げた。「妊娠を希望している女性は葉酸(1日当たり400μg)をサプリメントなどで補ってほしいです」と専門家の声もある。
2020年06月25日
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