2020年03月25日

「今以上に強くなる時間が与えられた」と

24日に東京五輪の1年程度の延期が決まった。開幕まで4か月を迎えたこの時期の急展開。
レスリングの吉田沙保里さんが、延期による影響や選手の思いを代弁した。
 * * *

 開催時期が決まれば、選手はそこに向かってやるしかないです。「中止になるかも」といわれている状況だとモチベーションの維持は難しい。「本当に開催されるのかな」と不安を抱えたままの練習と、「そこに絶対に出て勝つ」という明確な目標をもっての練習では全然違います。具体的に「1年程度の延期」と発表されたことで、気持ちが落ち着いたのではないでしょうか。

 中止、延期などさまざまな報道がありました。自分が代表に決まっている立場だったとしたら、これはつらい。選手は不安でしょうがなかったと思います。2年後だと心身ともに難しい。来年までにはなんとか開催してほしいと思っていたでしょう。東京大会を最後に引退するつもりで、今を頑張っている選手もいます。私は毎日のきつい練習を「あそこがゴールだ!」と気持ちを奮い立たせて頑張っていました。もし、今も現役で五輪を目指していたとしたら「え、ウソ!? 延びるの!?」ってなったかも…。30歳前後でそう思っている選手は多いと思います。

 当初の開幕予定の4か月前の変更ですが、私だったら気にならないですね。毎年毎年、世界選手権か五輪に向けて上げていくことの繰り返しだったので。それが1年先に延びたというだけ。1年という延期期間についてですけど、これも競技によって違うと思います。その1年で伸びてくる選手もいる。特に若い選手は追い込んだ練習ができる。海外からも勢いのある若手が出てくるかもしれません。

 今回の延期について、選手それぞれ考えはあるでしょう。誰が悪いでもなく、相手は新型コロナという世界中に広がっているウイルス。こればかりは、しかたがないです。五輪は4年に一度です。人生をかけて臨む選手もいます。まず第一に、中止にならずに開催されることが本当に良かった。今以上に強くなる時間が与えられたと前向きにとらえてほしいです。
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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