2019年10月30日

世界に評価される日本女性、緒方貞子さんの功績

人道支援に尽力した緒方貞子さんが亡くなったことが、29日に明らかになった。92歳だった。
緒方さんが2003年から9年近く理事長を務めた国際協力機構(JICA)によると、緒方さんは今月22日に亡くなった。
緒方さんの講演を聴講する為に、「女性のための政治スクール」という講座に参加したことがあり、大変に感銘を受けたことを思い出す。

緒方貞子さんの活躍ぶりは、当時に内戦状態であったサラエボに防弾チョッキ一枚で視察にいくというようなそれまでの高等弁務官の発想にない、仕事をされた映像が象徴的です。女性初のUNHCR (国連高等弁務官)となり、日本の知的エリートとして、留学経験、博士号を取得、大学教授として指導するそれまでの経歴がありながら、高級官僚の椅子の一つであった難民高等弁務官事務所を難民保護実行組織に作り替えてしまいました。当時天下り的、官僚的だった組織をぶちこわし、難民救済に真に貢献できる機動力のある組織に生まれ返させた功績は非常に大きいと評価されます。

サラエボに降り立ち現地視察をして、援助物資を決めたのも彼女、クルド難民の問題で「国内難民」の定義を世界ではじめに作ったのも緒方さん(当時難民とは国を追われた人間しか援助を受けることができなかった)これらの彼女の行動には当初は国連内部からすごいバッシングがありました。現場主義・実践主義で先進各国政府に働きかけて予算を取る、難民保護の現場が各国派遣軍司令官の思惑などで制限を受けると、乗り込んでいって、直接交渉し、現地の難民高等弁務官事務所スタッフが思いっきり活動できるような体制が取れるようにしたりするなど、それまでの男性が成せなかった組織改正をする上で先頭にたって実践されました。10年の任期後、世界は彼女の貢献に敬意を示しました。特にヨーロッパの知識人に彼女の名前を言えば、たいていの人間は知っている人です。
日本メディアによると、葬儀は29日、東京都内の教会で営まれた。親交のあった上皇后さまも弔問に訪れた。



参照:BBC ジャパンNews
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
カテゴリ
日記(3300)
ニオュ(0)
歴史(0)
chiba(60)