東京電力の発表では停電していることが告知されていない「隠れ停電」の地区もあるという。激しい暴風雨に見舞われて、屋根が飛んだお宅も多くあったが、件数が多いために屋根職人らが不足して復旧が遅れ、やむなく家人が屋根に上がるなどで転倒が多数でている。
19日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月〜金曜・前8時)で台風15号の影響で今も停電が続く千葉県内の現状を特集した。番組では、台風直撃から10日目を迎えた18日に東金市の滝沢地区を取材。この地区は約250軒の停電が続いているが、番組の取材に住民は、「なんかしらないけど取り残されてしまった」とし「停電に関して滝沢地区は新聞にものってない。電気が来たみたいになっちゃったの。おかしいでしょ」と憤った。別の住民も「東京電力が発表した(復旧)メドのやつあれにも載ってないんですよ」と訴えた。
さらに番組では屋根の補修で転落するなどのケガ人が続出していることも報じた。こうした事態に小倉智昭キャスターは「隠れ停電という言葉も初めて聞いた気がしますし、医療センターに1日100数十人の人がかつぎこまれるって異常な事態ですよね」と指摘していた。
なお、12日には千葉県災害ボランティアセンターが開設され、ボランティアの登録・受け入れが行われています。
場所は、千葉県社会福祉センター<千葉県社協>
千葉市中央区千葉港4番3号
直通電話(対応時間9時〜17時)
090-3233-3642
090-8049-9406
090-8049-9407
ボランティアセンターでは、支援を求める被災地の方々のニーズと、支援をしたいという方々の熱い思いがすれ違うことがないよう、現地の災害状況にマッチングするために、ボランティア活動の相談、寄付の相談に対応します。
ボランティア活動を希望される方は、その点をご留意の上、上記にご相談ください。
また、災害義援金の口座も開設されました。
http://www.chiba.jrc.or.jp/help/2019-0916-0957-1.html
お寄せいただいた寄附金は、復旧事業及び防災対策に活用されます。
参照:千葉県庁
スポーツ報知(9/19)
2019年09月20日
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