東海第二原発は今年2月、事業者である日本原電が再稼働を目指す考えを明らかにしているが、30キロ圏内の人口が94万人と国内の原発で最も多く、避難計画などで依然、課題が多く残っている。
今回の訓練では、東海村の職員や住民ら約500人が参加し、村内にある2つの小学校から6年生の児童80人がバスに分乗して避難を開始。80キロ先のつくばみらい市に向かった。東海村の避難訓練で小学生が参加するのは初めてのこと。避難先では、駆けつけた保護者に確認を取り、児童を保護者に引き渡すまでの一連の流れを確認した。
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