2019年10月06日

能活にも運動

 脳組織は、神経細胞が集中している「灰白質」と、神経線維が集中している「白質」とに二分される。高齢者がコンピューター断層撮影(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)といった検査を受けると、白質に大小さまざまな「白質病変」が見つかる。 白質病変の多くは部分的に血液が行き渡らなくなる虚血性病変で、軽度であれば自覚症状がなく、脳機能障害や生活能力も低下しない。しかし、重症の場合は、脳卒中やそれに伴い起こる脳血管性認知症の危険性が高くなる。

 現代人は、仕事の日も休日も、スマホでSNSをチェックしたりゲームをしたりで、 脳に情報を入れてばかりです。
このように、情報化社会の影響で、インプットが過剰になり、脳が消化不良を起こしたような状態になると、感情に関わるセロトニンや、記憶に関わるアセチルコリンなどの神経伝達物質の動きが低下します。 結果、脳内のネットワークの繋がりが悪くなる… これが、「脳過労」です。
、“頭の引き出し”からうまく取り出せないだけなのです。すぐに言葉が出なくても何かヒントがあれば思い出せるのなら、認知症の心配はありません。

いちばんいいのは、「ぼんやりする時間を“意識的に”持つこと」です。
実は、脳は、ぼんやりしているときでも、次の仕事や作業に取り掛かる体勢を整えようとしています。
この切り替えシステムは、ぼんやりしているときにこそ働くと言われこのシステムが十分に機能しないと、集中しっぱなしの状態になったりして、脳が疲弊してしまうのです。
一日に5分でもいいので、ぼーっとする時間を作って 自分の状況を把握するための時間を持つことで、脳内が整理整頓され、記憶を取り出す力がアップしますよ!また、十分な睡眠も頭を休ませる大事な時間です。入眠後3時間くらいの間に、非情に深いノンレム睡眠つまり徐波睡眠が発生します。成長ホルモンは、この徐波睡眠中に最も多く分泌されます。入眠後3時間は睡眠の黄金タイムと言われます。特に最初の90分間のノンレム睡眠(徐波睡眠)が重要です。30分程度の仮眠は脳を回復させるのに有効ですが、夕方の仮眠はさせて、しっかり入眠の態勢を整える方が有益です。

 また、ラッシュ大学緊急医療センターのデブラ フライシュマン氏は運動能力を維持するウォーキングなどの運動は、高齢者の脳を守るために効果的であるり、自立と生活の質を維持するため重要だことが判明したとする。研究には、同大学が実施している高齢者の長期記憶に関する研究に参加している60~96歳の高齢者167人が参加した。参加者の多くで白質病変の徴候がみられた。

 研究チームは、参加者に活動量計を11日間身に付けてもらい、ウォーキングなどの身体活動の強度と時間を記録した。さらに、運動能力を測定するテストを実施し、MRI検査で脳の白質病変の程度を調べた。その結果、もっとも活発に体を動かしていた高齢者は、白質病変の徴候があっても、運動能力テストの得点に影響がみられなかった。 しかし、身体活動の量が中程度の高齢者では運動能力の低下がみられ、もっとも身体活動が低レベルの人では運動能力が著しく低下していることが判明した。米国の運動ガイドラインでは、65歳以上の高齢者は週に2.5時間の活発なウォーキングを継続して行い、筋力トレーニングを週に2回行うことが勧められている。しかしながら2013年の調査によると、これを実行している高齢者はわずか16%だった。

 運動量が上位10%に含まれるもっとも活動的な参加者は、時速4km程度のウォーキングを、1日1.5時間続けていた。

 「11日間という短い期間の調査でしたが、ふだんから活発に体を動かしている高齢者は、脳の血管の病気から守られていることが示されました。マラソン選手になる必要はありませんが、身体活動を通じて運動機能を維持することが必要です」と、フライシュマン氏は指摘する。 朝・夕の30分のウォーキングでも良いので、日常の生活の中で、積極的に体を動かす機会をもつけることが大切です」と、フライシュマン氏は強調している。

 さらに、米国ロチェスター大などのチームがマウスの脳を調べたところ、脳内の隙間を流れる脳脊髄液が毒性のある排泄物を除去していることが明らかになりました。 睡眠中は脳脊髄液の流れる隙間が覚醒時より60%以上も拡大しており、アミロイドβ蛋白を脳に注入すると、睡眠時には覚醒時の2倍の速さで脳脊髄液によって除去されました。ぐっすり眠った後に頭がすっきりするのは、こうした脳内の掃除とも言える働きのおかげなのかもしれません。

週末は、ぼーっとしているのも大切なのです。



※:ワシントン大学Yo-Ei S ju博士ら研究班がJAWA Neurology(2013: 70: 587-593)に発表。

参照:
Exercise Can Boost Brains In Older Adults(ラッシュ大学 2015年3月17日)
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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