2019年07月04日

日米安保条約の見直しの見直しか?!

 安倍晋三首相は3日、テレビ朝日の番組で、日米安全保障条約見直しを主張するトランプ米大統領にその必要性を「アジア太平洋地域の米国の権益を、日本の基地を使って守ることができる。米国の空母を整備する能力は日本にしかアジアにはない」と強調。「(トランプ氏に)そういう説明をすると、その段階では納得していただいている」と語った。その際、「安倍さんの説明は天才的だ」と言われたことがあると明らかにした。

 にまた、トランプ氏が6月、大阪市であった主要20カ国・地域(G20)首脳会議終了後に記者会見で改めて日米安保条約見直しに言及したことについては、「もしかしたら(見直しの)気持ちがあるかもしれないが、日米同盟は世界の平和と安定に大きく寄与している」と語った。

 これに対し、立憲民主党の枝野幸男代表は「米国から必要性に疑問がある武器の購入が非常に急に増えている」と指摘。そのうえで、「プレッシャーを受ける中、米国からいろいろ押しつけられているのではないかと疑いを持たざるを得ない。もっときちんと、米国に対し(日米同盟が)相互契約であることを訴えるべきだ」と主張した。

 3日のニューヨーク株式相場は、米国の利下げ期待が高まる中、4営業日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比179.32ドル高の2万6966.00ドルと、昨年10月3日以来9カ月ぶりに史上最高値を更新して終了した。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数も61.14ポイント高の8170.23と、5月3日以来2カ月ぶりに最高値を塗り替えた。
 朝方発表された6月の全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数は市場予想を下回る伸びとなった。低調な経済指標を受け、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が今月末の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに踏み切るとの見方が広がった。

参照:毎日新聞 (7/3)

 なぜ、日本株は当面下げないのか・・・日本株は今年末の日経平均は22,500円。来年末は23,500-24,000円との予想がある。
為替が絡み、米国の利下げ局面ではドル安となる傾向があるため、米国株に比べて劣後するのは仕方ない。しかし、投資家のマネーフローは金利差を求めて米国へ向かっているため極端なドル安円高になる心配はそれほどない。米景気については弱い指標が少しの期間続きそうだが、7-9月以降に強めの指標がでて米国10年国債利回りが多少上がれば、ドル円は1ドル=109-110円まで見込むことができるだろう。
米国株に比べて見劣りするものの、下げ相場になることはなさそうだ。

一方、米中貿易摩擦の中でも米国株を中心に世界の株価が堅調だ。その理由はおそらく3つぐらいの理由がある。

まず第1は、ゴルディロックス的な経済基調がまだしばらく続くと考えられる。2019年Q2における米国の失業率は3.7%。一方、消費者物価の上昇率は前年比1.8%、コアPCEデフレータの上昇率は同1.6%である。本来、ここまで失業率が下がれば賃金上昇率は4%に達し、物価上昇率は2%半ばから後半に差しかかってもおかしくないが、現実にはフィリップス曲線が平坦化、賃金上昇率は3%に留まり、米国においてでさえ2%という物価上昇率目標を達成するのに時間がかかっている。FRBの金融政策はハト派的で、緩やかな米経済の拡大基調が続いていく。

第2に、米中の通商摩擦による景気押し下げ圧力は、米国では主に金融政策によって、また中国では主に財政政策によって相殺されよう。FRBのパウエル議長は6月に入り「予防的利下げ」に言及し、0.25%の利下げを年内2回程度行うと見られている。一方、中国は地方政府のインフラ投資増を促すため、地方政府の起債を弾力的に認める姿勢を打ち出している。

第3に、イランの問題はあるものの、原油価格は70ドルを超えて上がっていかないと見られることだ。米国はシェール・オイル革命で世界最大の産油国となり増産を続けていく。OPECやロシアの減産が維持されないと原油価格は下がりやすい。原油価格の上昇が世界景気を殺す展開は見込みにくい。

加えて、2020年秋には米大統領選挙がある。NYダウが最も高いパフォーマンスを示すのは大統領選挙の前年であり、平均上昇率は15.07%、勝率は94.4%[17勝1敗]である。ちなみに、大統領選挙の年は平均上昇率4.86%、勝率72.2%[13勝5敗]。予防的利下げとこのアノマリーを踏まえれば、NYダウ・NASDAQともに高値を追っていく公算が高いと考えるのが妥当であり、NYダウは今年末28,500j、来年末3万jまで上昇するとの専門家の予想がある。

posted by Nina at 08:26| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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